元AKB48で女優の前田敦子（21歳）が出演する丸美屋の「麻婆豆腐の素」新CMで、幼少時の写真を披露していることがわかった。CM「小さい頃の写真」篇と「私、つくります」篇は3月18日より放送される。

今回のCMは、20年以上にわたり丸美屋のCMに出演している三宅裕司の娘役として前田が登場。三宅、前田を含む家族4人が、みんなで丸美屋の「麻婆豆腐の素」を使って作った麻婆豆腐を美味しそうに食べ、楽しいときを過ごすという内容だ。麻婆豆腐が昔から大好きな娘役を演じた前田が、何度も美味しそうに麻婆豆腐を夢中で頬張る姿が見どころとなっている。

また、「小さい頃の写真」篇では、前田が1歳半のときのひなまつり、13歳のときの誕生日の写真が登場。こちらもファン必見だ。

今回の撮影現場で初めて三宅と顔を合わせた前田は、初めは少し緊張した表情を見せたものの、家族全員で一つのテーブルを囲むと、早速父親である三宅が家族らしい雰囲気作りを始め、前田もすぐに打ち解けて楽しそうに話し出した。

三宅はおしゃべりをしながら食事をする光景の撮影の際に、音声録りがなく自由な内容で会話ができるということで、みんなが素の笑顔え楽しく話せるようにと工夫。まず、前田を学生ということにし、さらに所属するクラブについて考え始めた。前田の趣味が“映画鑑賞”だと知ると、「（前田は）映画研究会に所属する学生にしない？」と家族に提案。その設定が定まってからは、4人が食事をしながら会話を楽しむ光景の撮影の際には、始終映画の会話で盛り上がった。

ちなみに、最近観た映画の話になると、本当に前田と母役の女優が同じ日に同じ場所で同じ映画を観ていたことが判明。全員が驚き、そこに三宅が「あ！それ俺も観たんだよ！偶然だねー！」と冗談で便乗し、現場の皆の笑いを誘う一幕もあった。

最近観た映画で一番好きな映画は「レ・ミゼラブル」だったという前田。「ずっと号泣！本当に大好きだから、絶対見て欲しい」と熱弁、すでに映画館で4回も観たそうだ。

また、今回のCMは麻婆豆腐が大好きな役だけに、前田はひたすら食べ続けた。溢れんばかりの豆腐が盛られたレンゲを何度も食べるのは至難の業。レンゲから豆腐を少し落としてしまい、「とてもイイんだけど、惜しい！」と監督に指摘され、撮り直すこともあった。

15回ほど食べるシーンを繰り返し、最終的には「すごくキレイに撮れてる。すごくいいね！」と監督も絶賛。汗をかきながら見事な食べっぷりを披露しているが、実際に麻婆豆腐が好きで、たくさん食べても全く苦ではなかったそうだ。