「プラチナデータ」が100万部、映画公開目前の東野圭吾ミステリー。

2013/03/07 04:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


3月11日付けのオリコン週間“本”ランキング文庫部門では、東野圭吾の「プラチナデータ」(幻冬舎)が、週間売上3.2万部で累積売上部数100.1万部となり、文庫部門15作目の100万部突破作品となった。

本作は、国民の遺伝子情報が国に管理されている近未来の世界を舞台に、その情報から犯人を特定することができるDNA操作システムを操る主人公が殺人事件に巻き込まれていくミステリー作品。昨年1月に嵐の二宮和也と俳優・豊川悦司の初共演での映画化が発表され、いよいよ来週から公開となるが、それに先駆けて先週2月25日には完成披露試写会が行われるなど話題に。今後のセールス動向も気になるところだ。

なお、今週は三上延「ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜」(2013年2月22日発売・アスキー・メディアワークス)が2週連続の1位(週間売上17.2万部)を獲得。シリーズ1作目の「ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」(2011年3月25日発売・同)も先週の18位から7位に浮上している。

また、矢月秀作の人気文庫シリーズ第6弾「もぐら戒」(2013年2月23日発売・中央公論新社)が8位にランクインし、シリーズ初のTOP10入りとなった。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.