名作「もののけ姫」初の舞台化、英国の劇団に宮崎駿監督が初許諾。

2013/03/05 15:55 Written by Narinari.com編集部

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Princess MONONOKE実行委員会(ドワンゴ/日本テレビ放送網/ネルケプランニング/読売新聞/TOKYO FM/ローソン/イープラス/電通/アイア/BS日テレ)は、4月19日から5月6日まで、アイアシアタートーキョーにて舞台「Princess MONONOKE〜もののけ姫〜」を上演すると発表した。

1997年に公開され、興行収入193億円を記録、当時の日本映画の興行記録を塗り替えたスタジオジブリの代表作の1つ「もののけ姫」。そんな歴史に残る名作が、英国の若手劇団「Whole Hog Theatre」(ホール・ホグ・シアター)により舞台化され、「Princess MONONOKE〜もののけ姫〜」として、今年のゴールデンウィークに来日公演が行われることが決定した。

舞台化の経緯は、劇団の創設者の一人で、アートディレクターでもあるアレクサンドラ・ルターが作品に感銘を受け、宮崎駿監督に直々にオファー。劇団が作成したテスト映像を見た宮崎監督がそれを了承した。宮崎監督が同作の舞台化を許諾するのはこれが初めてのことだ。

今年4月に英ニュージオラマシアターで行われる公演のチケットは72時間で完売。6月の再演のチケットはわずか4時間半で完売し、劇場の記録を塗り替えるほど高い注目を集めている。

今回の日本公演は英語版で、日本語字幕付きでの上演。チケットは全席指定7,500円(前売・当日共/税込み)で、先行予約は3月6日(水)午前10時〜、一般発売は年4月6日(土)午前10時〜、ローソンチケットとイープラスで行う。


☆「Whole Hog Theatre」とは

英国ウォリックシャーのリーミントンスパに拠点をおく新鋭劇団。“無難な”演劇の台頭、若手アーテイストが演劇界に入るために必要な経験を積む機会の少ないことに憤り、こうした問題に真っ向から対峙することを目指して集まったメンバーが2011年、ウォリック大学を卒業後、結成した。既存の芸術作品を台詞、パペット、ダンスを用いて大胆な構想で翻案する。舞台化が困難とされる作品の舞台化に意欲的に取り組み、舞台上で表現可能とされる期待値を引き上げることを目標としている。

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