貴親方まさかの日村モノマネ、吉本新喜劇で自ら「あどねー僕ねー」。

2013/03/04 00:21 Written by Narinari.com編集部

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3月3日(日)、なんばグランド花月で上演された吉本新喜劇に、元横綱・貴乃花親方がゲスト出演した。親方は3月10日(日)より開幕する大相撲三月場所のアピールも兼ね、昨年2月に続き2度目の新喜劇出演となる。

今回の物語の舞台は「花月旅館」。観光客で賑わうこの旅館を2人の男(川畑泰史、烏川耕一)が買収しようと企んでいる。そんなことも知らず、住み込みで働きたいとやってきたやすえ(未知やすえ)。そこで、烏川がやすえに一目ぼれしてしまう。さっそく、やすえに思いを告げる烏川だったが、やすえは夫を亡くし、小学生の息子が3人(すっちー、松浦真也、Mr.オクレ)いるという。そこで、息子すっちーの友だちとして登場したのが貴乃花親方だった。

黄色い帽子にランドセルを背負っての登場に、客席からは拍手とどよめきも。そこで、親方と川畑が相撲で対決することになった。

現役時代は165キロの体重だった親方も現在は85キロだが……さすがの貫録で勝利。すると、続いてオクレが「わしやったら勝てる」と前に出る。すると、この対決ではなんとオクレが勝利することになり、会場は大盛り上がり。

さらにその後、春場所の見どころを聞かれた親方は「あどねー僕ねーみなさんに来て欲しいんです。お相撲に」と、バナナマン日村がものまねネタにしている“子どもの頃の貴乃花”を自らマネして春場所のアピールをするなど、終始、満面の笑みで新喜劇出演を楽しんでいる様子だった。

無事に出演を終えた親方は「一言で言うと、やみつきです(笑)」とニッコリ。また、「本当にお笑いが好きで、新喜劇は東京だとテレビで見られないのが残念」とも。さらに、ランドセルを背負ったことについては「実は小学生の頃、体が大きかったのでランドセルを背負えなかったんです。なので、今回の役が小学生と聞いた時は絶対やろうと思いました(笑)」と語った。

一方、共演した川畑は「稽古場で親方が『あどねー僕ねー』と日村くんのものまねをしておられたので、ぜひそれを舞台でもやって欲しいとお願いしたら快諾していただいて。我々より笑いのセンスがありますよ」と太鼓判。

また、烏川が「役に入りきられていたのか、稽古が終わってもランドセルを背負ったままでしたよ」と明かすと、さすがの親方も照れ笑い。やすえは「今回は舞台での絡みはなかったんですが、舞台そでの女性陣はみんな『かっこいい!』と見ていました。今度はぜひ恋人役で出て欲しいです」とアピールも忘れていない。

さらに、親方は「吉本新喜劇は本当に心の温かさを感じることができますね。毎年、大阪場所のタイミングだけでも吉本さんに入れて欲しいくらい(笑)。お客さんが反応してくださったのも快感でした。昨年の出来は99点と言いましたが、今年は99.5点かな。今場所は一番大関に近い関脇、豪栄道ら大阪出身の力士もたくさんいます。ぜひ足をお運びください」と締めくくった。

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