アン・リー監督が2度目監督賞、「ライフ・オブ・パイ」が最多4部門。

2013/02/26 01:15 Written by Narinari.com編集部

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日本時間2月25日、第85回アカデミー賞の授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、アン・リー監督初の3D作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」が監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞と最多4部門を受賞した。

2005年に「ブロークバック・マウンテン」でアジア人初のアカデミー監督賞を受賞した台湾出身のアン・リー監督は、初の3Dに挑戦した本作で、混戦といわれた第85回アカデミー賞でも自身2度目の監督賞受賞という快挙を達成。授賞式会場からも大きな拍手が沸き起こった。

アン・リー監督は今回の受賞について「映画の神様ありがとう。分かち合いたいのは、ストーリーを信じて一緒に旅をしてくれた本作にかかわるすべてのスタッフ、キャスト3,000人の皆です。(主演の)スラージ、君は奇跡の俳優だ。君のおかげでこの映画を完成させることができた。そして台湾はじめすべての国のスタッフたち。全員の名前を呼ぶ時間がありませんが、すべての方へありがとう。感謝します。謝謝、ナマステ、ありがとう!!」と喜びを語った。

なお、本作は、全世界で高い評価と評判で大ヒット。日本でも1月25日に公開されると、幅広い客層で平日も数字を落とすことなく、興行収入17億円を超えるヒット(2月24日現在)となっている。

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