「ハーレムシェイク」って何だ? 欧米のネットで突如大ブレイク。

2013/02/20 14:16 Written by Narinari.com編集部

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いま、欧米のネットで大ブレイクしている「ハーレムシェイク」ダンスをご存知でしょうか。これは2月に入ってから、YouTubeなどでいきなり投稿数が増え、いまや百花繚乱状態のダンスビデオなのですが、その内容はいたって簡単。まず、音楽は決まって米NYブルックリン出身のBaauerによる「ハーレムシェイク」という曲の一部。長さは30秒という短さです。そしてビデオは、冒頭部分は画面の中にいる誰か1人が音楽に合わせて踊り、そのほかの人物はそれをまったく無視。しかし15秒ほどした後にカットが変わると、今度は全員がノリノリになって踊り狂っている――といった構成です。

この大ブレイクは、もともとオーストラリアの若者5人がオリジナルの「ハーレムシェイク」をYouTubeに投稿したことがきかっけ。このアイデアは直後からいろいろなユーザーがコピーし、次々と作品を投稿する結果となりました。大学のキャンパスや職場、公園、はたまた一般家庭や交差点など、あらゆる場所をセットにして、とにかくみんなが踊り狂う、踊り狂う。

それにしても、ここまで人気が出た「ハーレムシェイク」の秘密は何なのでしょうか。正直なところ、初めてビデオを見た段階では、何が面白いのかはさっぱり分からないかもしれません。しかし、その面白さが分からないモヤモヤとした気分と、逆に30秒という短さがいくつものビデオを視聴する原因となり、気が付けばあの音楽が頭から離れなくなるという、ある意味“罠”が仕掛けられているようなビデオなのです。

そして、ビデオを撮影する側としては、制作しやすさと、一緒にダンスをする仲間との一体感が楽しめるという点が、次々と量産されている理由なのかもしれません。

ちなみに、一連の「ハーレムシェイク」ビデオには、最初に踊っている人物はヘルメットなどの顔を覆う被り物をしていること、踊り狂うシーンでは最初に踊っていなかった人々は衣装を変えること(※男性ダンサーは、上半身裸のことが多い)、そして同じ単純動作を繰り返すこと、といった共通の“暗黙のルール”らしきものがあるようです。

いろいろな意味で不思議な大ブレイクをしている「ハーレムシェイク」。皆さんもぜひ一度、ご覧になってはいかがでしょうか。

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