3年保存OKのカップヌードル缶、防災備蓄用開発品を数量限定販売へ。

2013/02/18 15:15 Written by Narinari.com編集部

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日清食品は2月18日から、防災備蓄用のインスタントラーメン「チキンラーメン保存缶」「カップヌードル保存缶」の予約受付を公式オンラインショップ「日清e-めんShop」で開始した。600セット(各2缶×2種類)限定販売で、価格は3,500円(税込み・送料込み)。

今回登場する保存缶は“3分でできるおいしさを3年間保つ”をコンセプトにした商品。もともとインスタントラーメンは長期保存が可能で、調理も簡単なことから、災害時の緊急支援物資として活用されている。日清食品グループも創業者精神の1つである「食足世平」(食が足りてこそ世の中が平和になる)にのっとり、災害発生時にはインスタントラーメンによるさまざまな支援活動を行ってきた。

また、東日本大震災以降は、地震や台風などの大規模災害に対する防災意識が一層高まり、食料備蓄への関心がますます強くなっている。そうした背景のもと、同社は通常のインスタントラーメンよりも賞味期間が長く、3年間の長期保存が可能な「チキンラーメン保存缶」と「カップヌードル保存缶」を開発。2012年8月に神奈川県横浜市、東京都新宿区、大阪府池田市の3自治体へ合計5万食(2万5,000缶)を寄贈するとともに、2012年9月にはカップヌードルミュージアム(神奈川県横浜市)と、インスタントラーメン発明記念館(大阪府池田市)で合計1万食(5,000缶)のテスト販売を実施した。

その後も、一般消費者だけでなく、自治体、企業などの各種団体からも多数の問い合わせや、発売の要望が寄せられたことから、このたび限定発売する運びになったという。

長期備蓄にも向くよう、金属製の缶に「麺」「かやく(スープ)パック」「紙カップ」「折りたたみフォーク」各2食分と脱酸素剤を封入するスタイルを採用。通常の「チキンラーメン」(袋麺)の賞味期間は6か月間、「カップヌードル」(カップ麺)は5か月間だが、それよりもはるかに長い、3年間の保存を可能にした。

なお、公式オンラインショップのほかにも、4月1日からは「カップヌードルミュージアム」「インスタントラーメン発明記念館」でも数量限定販売する。

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