王家衛最新作の日本公開決定、トニー・レオンがカンフーの達人に。

2013/02/14 12:00 Written by Narinari.com編集部

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第63回ベルリン国際映画祭のオープニングを飾ったウォン・カーウァイ監督最新作「グランドマスター」が、5月31日に日本公開されることが決定した。

「グランドマスター」は、「恋する惑星」「2046」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」などで知られるウォン・カーウァイ監督のもとに、香港が誇る世界的名優トニー・レオン、中国からチャン・ツィイー、そして台湾からはチャン・チェンが集結。「グリーン・デスティニー」「キル・ビル」「マトリックス」シリーズなど、ハリウッドからも最上級のリスペクトを受ける武術監督ユエン・ウーピンも参加し、圧倒的な映像を創り上げた。

ストーリーは中国の歴史上、最も大きな混乱と変革が巻き起こった20世紀初頭が舞台。中国の「武術」もまた、カンフーとして世界の誰もが知ることとなる以前、壮絶な歴史の波に翻弄されながらも必死にそれを研ぎ澄ましていった人間たちがいた。トニー・レオンは、後にブルース・リーの師匠となり、カンフーの最大流派詠春拳(えいしゅんけん)を世界に伝えたイップ・マンを演じ、チャン・ツィイーも女性の武術家として華麗なるアクションを披露している。

今年1月に封切られた中国圏では、ウォン・カーウァイの作品史上最大のヒットを記録。また、先日のベルリン国際映画祭での上映後、これまで見たことのない映像美に、海外の評論家たちが絶賛、世界の映画祭から上映のオファーが殺到している状況となった。

映画「グランドマスター」は5月31日(金)よりYOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー。

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