顔に“証拠”残し嘘つく男の子、母がつまみ食い追及も絶対に認めず。

2013/02/13 17:05 Written by Narinari.com編集部

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自分の都合が悪くなりそうなとき、言葉を話せる人間はウソをついてその場を逃れようとするケースがある。先日、米国のある母親は、朝食を食べていた3歳の息子が良からぬ行動をしたことに一目で気が付いた。ところが追及してみると、息子は必死に否定を繰り返す。彼はウソを通せば怒られないと考えたようだが、そこはまだ3歳の男の子。動かぬ証拠を顔にはっきりと残したまま否定し続ける彼の姿を母親が撮影、公開した動画が話題を呼んでいるようだ。

米紙ニューヨーク・デイリーニュースによると、この動画は2月6日付でYouTubeに投稿された「Caught Red (Sprinkle) Faced.」(//www.youtube.com/watch?v=3EVzoolYugA)。投稿したのはボストン在住のエリカ・ボーアマンさんという女性で、動画は2月6日の朝、彼女の自宅で起きた出来事を撮影したものだ。

彼女の説明によると、3歳になる彼女の息子ジョンくんは、この日シリアルを朝食として食べていたという。しかし母親が目を離した隙に、どうやら彼はキッチンに足を踏み入れ、いつもは母がしっかり管理している、ケーキに使うデコレーション用のお菓子に手を付けてしまった。それに気が付いた母が、彼につまみ食いの事実を問い詰める、というのがこの動画の中身だ。

映像が始まった瞬間から、すぐに誰でも嘆いてしまいたくなるジョンくんの顔が登場。なぜなら彼は「食べました」といわんばかりにお菓子をしっかり口の周りに付けていたからだ。それなのに「ジョン、何を食べたの?」と問う母に対し、「何も」と平然と答える息子。「目を見て」と言われても、「何も食べてない」と毅然とした態度で答えてしまうのが意地らしい。

さらにキッチンへと連れられ棚の上に散らかるお菓子を見せられようと、母から「顔にお菓子が付いてる」と指摘されようと、ジョンくんはずっと「ノー」を繰り返し、つまみ食いを否定し続けた。

その後、ウソをつき通す息子の姿を面白がった母エリカさんは、動画を見せた友人たちから良い反応が返って来たことに手応えを感じYouTubeへ投稿。すると、動画は欧米メディアでも広く紹介され注目を集め、180万回超(2月13日現在)の再生回数を記録するヒット動画となった。

「彼にはすごいイマジネーションがある」と、ウソをつく息子の姿が「かわいい」と紹介しているエリカさん。しかし同時に、撮影後には真実を言ったときと言わなかったときの重要性の違いを、彼と「とても長く話し合った」そうで、親としてきちんと息子にお灸も据えたようだ。

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