山口もえ&千秋が“執念”語る、「ゼロ・ダーク・サーティ」試写会で。

2013/02/13 08:12 Written by Narinari.com編集部

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タレントの山口もえ(35歳)と千秋(41歳)が2月12日、ビンラディンのCIAによる長きに渡る追跡劇を描いた映画「ゼロ・ダーク・サーティ」のトークショー付女性限定試写会に出席。女性から見た作品の魅力や、“働く女性”“強い女性”について語った。

この日、ショッキングピンクのチュニックにショートパンツ、頭にも大きなピンクの花をつけた千秋と、ブルーのスーツジャケットを着こなした山口。2人とも自分らしい「闘う女性」をイメージした服装で登壇した。

作品の印象について山口は「衝撃でした。開始数分で涙を流しました。2000年になって私の人生でこういうことがあったなんて驚きです。使命感を持って闘うマヤの姿に共感しました。現代社会の女性を象徴していると思います」、千秋は「ニュースの裏側を知るのが好きなので、真実が知れました。途中マヤの目線で見ていて、男性社会で生きていくための意思の強さに共感しました。同じ立場だったら私も最後まで追い詰めますね。歴史も知れるし、女性の生き方も分かる映画です」とコメント。

そして仕事をしていく上で、悩んだり、迷ったりした経験を聞かれると、山口は「デビューしたとき、とにかく休まず働きなさいと言われました。休むと誰かが自分のポジションを狙ってるぞ!と。その当時はマネージャーに弱音ばかり吐いてました。でも、夢は途中で諦めたくなかったので。私は、例えば、一日誰とも話さずに過ごした人がテレビをつけて私がおバカなことをやっているのを見て笑ってくれたらそれが幸せだな〜って、そういうのが夢なので」、千秋は「共演者が男性が多いので自分のポジションを考えて無意識にでも必死にやっていました。私の夢は、昔から歌手になること!永遠の歌手志望です!あと、もえちゃんと似てるけど、41歳の頭に花をつけた私を見て励みになってくれればいいなと思う」と、自身の芸能生活を振り返った。

また、映画の中のマヤも使命感と執念でビンラディンの居場所を突き止めたことにちなみ、執念で成し遂げたことを聞かれると、山口は「車の免許3回落ちたけど、途中で諦めずに4回目でとりました。あ、野菜ソムリエも2回落ちて、3回目でとれました!」とコメント。

一方、千秋は「阪神タイガーズのことになると!20年に1回しか優勝できないと言われていた阪神タイガーズが優勝するかもしれない試合の時、仕事が入っていて楽屋にいたんだけど、『私は芸能人の前に阪神タイガースファンなんだ!』と思って飛び出そうとしました。今思うと痛いことしたなと思うけど!私、欲しいものは絶対に手にいれるの!」と執念深さを語ると、山口は「私は欲しいものは諦めちゃうな。私、自分を追い込むのが好きなのかも。でも探究心はあるよ。今も資格勉強中!」と返すなど、対照的な2人だった。

最後に、近付いてきたバレンタインの予定について、千秋は「娘が、バレンタインチョコをクラス中にあげます。私は作らない!だってお菓子は買ったほうがいいもん!」、山口は「チョコは買おうかな。あげたい人は、お世話になっている人や仲良くしている人。本命チョコ? 千秋ちゃんにあげないとね」と語り、話題になっている爆笑問題の田中裕二との仲には触れなかったことから、千秋がすかさず「こうやってはぐらかすけど、これも計算だよ!」とツッコミ、会場を沸かせていた。

「ゼロ・ダーク・サーティ」は2月15日、TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開。

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