トランスフォーマーの大雪像、11tトラック約6,000台分で世界最大級。

2013/02/06 07:11 Written by Narinari.com編集部

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旭川冬まつり実行委員会は、タカラトミー協力のもと製作を進めてきた変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」の大雪像「トランスフォーマー More Than Meets The Eye」を、2月6日より始まる「第54回旭川冬まつり」で一般公開する。期間は11日まで。

「旭川冬まつり」最大の見どころとなる大雪像は、骨組みを一切使わず、雪のみで作られることが特長。高さ約20メートル、幅約130メートル、奥行約40メートルという大きさは世界最大規模だ。

テーマの「トランスフォーマー」は、日本はもとより、世界中の人たちに楽しんでもらえるモチーフとして昨年に引き続き選ばれた。タイトルの「More Than Meets The Eye」は、「トランスフォーマー」を表すキャッチフレーズのひとつ。「見た目以上のもの」との意味があり、見て楽しめる雪像なのはもちろんのこと、展望テラスや氷のすべり台など、“登って、遊べる”体感型の大雪像であることを表現している。

大雪像のデザイン・設計は、陸上自衛隊第2師団第2特科連隊本部中隊・高橋昭氏、監修はタカラトミーが担当。製作は1月4日から、陸上自衛隊第2師団の隊員から成る「製作協力隊」が担当し、1日当たり約250人で、約1か月をかけて完成した。

1959年(昭和34年)から始まった「旭川冬まつり」は、除雪で集められた排雪を“芸術的な雪像に変身させて、冬の楽しみに変えた”ことに端を発している。今年の大雪像にも11トントラック約6,000台分という道路の排雪が使用されており、周りに真っ白な雪のブロックを貼り付けて完成した。

今年の大雪像は、アニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」(テレビ愛知・テレビ東京系ほか)の主人公「オプティマスプライム」が、リーダーの証「マトリクス」を構えている姿で、正面下部には同アニメの主要キャラクター4人(「バンブルビー」(高さ約2.5メートル)、「バルクヘッド」(高さ約3.5メートル)、「ラチェット」(高さ約2.5メートル)、「アーシー」(高さ約2.5メートル)の躍動感あふれる姿が彫りこまれている。

「第54回旭川冬まつり」は2月6日〜11日、各日9時00分から21時00分まで開催(最終日は20時00分まで)。会場は北海道旭川市石狩川旭橋河畔、平和通買物公園で、2月11日には、大雪像から打ち上げる花火「冬の花火“The Final Transform”」と題したイベントも行われる。

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