“大の親友”は巨大ニシキヘビ、生後間もない頃から一緒に遊ぶ仲。

2013/01/30 14:17 Written by Narinari.com編集部

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中国に、生まれて間もない頃からニシキヘビと一緒に暮らしてきた男の子がいる。その生活は12年間に及び、一緒のベッドで寝るほど“大の仲良し”なのだという。

中国紙広州日報などによると、この男の子は広東省東莞市常平で暮らす阿哲くん。現在中学生の阿哲くんがニシキヘビと一緒に暮らすようになったのは、生まれてすぐのことだ。実は阿哲くんが生まれる以前に、父親がニシキヘビの卵を買ってきて自宅でふ化に成功。阿哲くん誕生の時点でニシキヘビはすでに6歳、体重20キログラムという大きさにまで成長していた。

それだけ長く一緒の時間を過ごしてきたこともあり、彼にとってニシキヘビは同級生と同じか、それ以上の仲。生後9か月ごろから一緒に遊び、夏の暑い日にはニシキヘビは阿哲くんにとって“天然のクーラー”に、反対に寒い冬には阿哲くんがニシキヘビの身体を温めてあげたりと、お互いにとって欠かすことのできない存在となっていった。

父親によれば、ニシキヘビはこれまで一度も阿哲くんを傷付けたことがないそう。それどころか、彼のことがとても好きな様子で、一緒にいると最も動きが活発化するという。阿哲くんも小さい頃から身近にニシキヘビがいたので、普通の子どものようにおもちゃにはあまり関心を示さず、しつこくねだることもほとんどなかったそうだ。

ただ、阿哲くんは昨年、全寮制の中学校に入学したため、現在は土曜日しかニシキヘビと一緒に遊ぶことができず、そのことをとても寂しく感じている。しかし今は「動物学者になる」という夢に向けて、勉学に打ち込んでいるそうだ。

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