ケミ川畑要が30kgの甲冑コス、「ベルセルク」EDテーマを生歌で披露。

2013/01/17 04:56 Written by Narinari.com編集部

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お笑い芸人のケンドーコバヤシや、CHEMISTRYの川畑要らが1月16日、都内で行われた映画「ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨」完成披露試写会に登壇。「ベルセルク」さながらの甲冑コスプレで現れ、会場を沸かせた。

シリーズ1作目で「30人斬りのバズーソ」を熱演したケンドーコバヤシ、本作のエンディングテーマを担当する川畑、さらに三部作を通して主人公ガッツを演じる声優の岩永洋昭、本作でゲスト声優を務めたチョコレートプラネット長田庄平が登場したこの日のイベント。岩永、川畑の甲冑は総重量約30キロ、ケンドーコバヤシと長田の甲冑は約40キロもあり、ケンドーコバヤシは「歩くのも座るのも大変。でも戦場では軽いくらい」、川畑は「すごい衣装。一生に一度の経験です」と感想を語った。

黄金時代篇3部作の完結編となる本作の公開を前に岩永は「パートI、II、IIIと物語が進むたびに自分も辛くなるようなシーンが増え、アフレコも体力的にも精神的にもきつくなることが多くなった。ガッツはただ戦っているだけじゃない、心に闇を抱えているし鷹の団やグリフィスとの関わりなどもあってパワーを吸い取られたという感じがします。でも黄金時代篇もついに完結。早くみなさんに観ていただきたい気持ちでいっぱいです」とコメント。

さらに「『ベルセルク』はすごくたくさんの人が関わったプロジェクト。しかも今回は“蝕”のシーンがある。今のテレビや映画とかだと自重した方がいいと言われてしまいそうなところも包み隠さずみせている、とてもかっこいい映画です」と思い入れたっぷりに語った。

原作からのファンという川畑は本作の好きなシーンについて「ガッツやグリフィス以外の鷹の団のメンバーたちの存在がいかに大事かというのをすごく感じた。戦いだけじゃなく、みんな一人一人にドラマがあり個性が立っていて楽しめる。個人的にはジュドーですね。最後まで自分の気持ちをしまったままだった」と魅力を語った。

同じく「ベルセルク」の大ファンで「やっと出演できた」という長田は本作で“蝕”の発動とともに現れる異形の怪物D役を担当。MCからセリフが一言しかないチョイ役と指摘されると、「ゴッド・ハンドが登場するときに『おいでになられる』という大事なセリフがあるんですけど、僕が言わないとゴッド・ハンドは出てこないので、本当に重要な役なんです!」と必死にアピールした。

パートIで30人斬りのバズーソを演じたケンドーコバヤシも、本作での出演がないことを指摘されるも「今回の“蝕”のシーンは人智を超えて狂気をはらんだシーンなので、パートIでリタイアしておいてよかった。とても普通の精神状態で観られるものじゃないですよ!パートIIIの記録には残らないけど記憶に残る大事な役ですよ!」と競い合ってみせた。

また、イベントの最後には川畑が「今回がソロ第2弾なので、まだまだ突き進んでいくという気持ちをガッツのように前に進んでいくという気持ちで書いた」というエンディングテーマの「breakthrough」を甲冑に身を包んだまま生歌で披露。真っ赤に照らされた舞台で情感たっぷりに歌い上げた。

映画「ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨」は2月1日(金)から全国公開(R15+作品)。

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