売れる“美人書道家”中塚翠涛、ペン字練習関連本で初のTOP10入り。

2013/01/17 04:00 Written by Narinari.com編集部

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今週1月21日付けのオリコン週間“本”ランキングBOOK(総合)部門は、ペン字練習に関する作品が急上昇した。まず、(監修・手本)中塚翠涛「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」(2009年12月4日発売・宝島社)が、週間売上2.0万部で先週の89位から急上昇し10位にランクイン、ペン字練習の関連作品として初のTOP10入りを果たした。

また、この同シリーズも順位を上げ、39位に第3弾「30日でくせ字がきれいになおるペン字練習帳」、74位に第2弾の「30日できれいな字が書ける大人のペン字練習帳」、そして昨年12月に発売されたシリーズ最新刊で第5弾となる「30日できれいな字が書けるペン字練習帳童謡で楽しくつづる」が85位と、いずれも先週の100位圏外からの急上昇。その他、和田康子「美しく正しい字が書けるペン字練習帳」(新星出版社)も先週100位圏外から68位に急上昇となった。

中でも今週4作もランクインさせた「30日できれいな字が書けるペン字」シリーズの著者・中塚翠涛(なかつかすいとう)は、空間を書でデザインするという独自のスタイルで、空間カリグラフィーデザインやプロダクトデザインといったマルチな活動を展開する書道家。現在はバラエティ番組「中居正広の怪しい噂の集まる図書館」(テレビ朝日系)でタレントの手書き文字を“美文字”か“汚文字”か判定する「美文字講師」として出演し、人気を博しているほか、さまざまなメディアでも活躍中だ。その美貌も相まって“美人書道家”として話題となっている。

同作は、2009年から著者が毎年発表している人気シリーズの第1弾。開きやすく書きやすい綴じ方やサイズで、封筒宛名や領収書、履歴書の練習が実寸大できるなどペン字練習に最適な仕様。また基礎と実践を含め30日できれいな字が書けるようになるよう設定されており、手軽に始めやすい内容となっている。

発売元の宝島社によると「文字が美しいとイメージアップにつながるため、美しい字を書けるようになりたい」という女性が増えており、同シリーズは年間を通じて支持が高いそう。メールやSNSが活発になり、手書きで文字を書く場面はずいぶん減ったが、いざ書いてみると思い通りに書けず、その重要性に気付く人が多いようだ。

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