阿川佐和子「聞く力」が売上100万部、タレント本部門では初の大台。

2013/01/17 04:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


2012年の発売作品として最大のヒットとなった阿川佐和子「聞く力心をひらく35のヒント」(2012年1月20日発売/文藝春秋)が、今週1月21日付けのオリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で週間3.6万部を売り上げ、発売から約1年かけ遂に初の総合首位を獲得したことがわかった。また、同作は昨年12月10日に発行部数が100万部を突破したが、累積売上も今週で100.0万部と、遂にミリオンの大台を突破。ダブルでの記録獲得となった。

なお、BOOK(総合)部門での100万部突破は、2012年2月16日付けで「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版)が記録して以来約11か月ぶり。また「ビジネス書部門」「自己啓発書部門」では6作目、「新書部門」では2作目、「タレント本部門」では初の100万部突破作品となった。

昨年末12月3日に発表された「オリコン2012年年間“本”ランキング」では、BOOK(総合)部門で2位、ジャンル別でも4部門を制し、各社が発表した年間書籍ランキングでは1位を獲得、ヒット商品番付にも選出されるなど、次々と記録を打ち立て、それまでのロングヒットをさらに後押しするようなかたちでセールスを拡大させていた同作。年が明けてもその勢いは衰えず、1月7日付けの同ランキングでは、それまでの最高週間売上となる8.5万部を記録した。

タイトル通り「聞く」をテーマに、自身の実体験を織り込みながらインタビューの極意をまとめた同作。今週のBOOK(総合)部門では、同作以外にも「できる大人のモノの言い方大全」(青春出版社)や、「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」(宝島社)など、他人との接し方など「他人と関わる」ためのノウハウが記された作品がランキングを上げているが、このようなコミュニケーション力を高めるための書籍は今年も需要が高いようだ。

そのほか今週のBOOK(総合)部門は、スタンフォード大学の人気講座を書籍化した「タンフォードの自分を変える教室」(大和書房)が2位を獲得し初のTOP3入り。人気ファッション誌「JELLY」の別冊版で、ダイエットに特化した「ヤセる!JELLY」(ぶんか社)が9位に初登場している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.