“米国のタブー”が5部門候補に、ビンラディン殺害作戦描いた衝撃作。

2013/01/11 02:21 Written by Narinari.com編集部

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1月10日(現地時間)に「第85回アカデミー賞」のノミネーションが発表され、「ハート・ロッカー」でアカデミー作品賞・監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督の最新作「ゼロ・ダ−ク・サ−ティ」が作品賞、主演女優賞(ジェシカ・チャステイン)、脚本賞、編集賞、音響効果賞の5部門にノミネートした。

ニューヨーク映画批評家協会賞では作品賞、監督賞、撮影賞受賞、ナショナル・ボード・オブ・レヴューでは作品賞、監督賞、主演女優賞、ボストン映画批評家協会賞では作品賞、監督賞、編集賞受賞など、すでに発表となっている本年度の賞レースを席巻してきた同作。第70回ゴールデングローブ賞でも作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演女優賞(ドラマ部門)、脚本賞の4部門でノミネートしている話題作だ。

「ゼロ・ダ−ク・サ−ティ」は2013年2月15日、TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開。

☆「ゼロ・ダ−ク・サ−ティ」ストーリー

9.11から10年、首謀者のビンラディンがネイビーシールズに殺害されるまで、本当は何が行われていたのか。CIA最先端技術による全世界規模の情報収集、拷問、スパイ活動、賄賂、シールズ隊員による隠密作戦―これらのトップ・シークレットを、関係者たちから念入りに取材し壮大なサスペンスに仕上げたのが、「ハート・ロッカー」の監督キャスリン・ビグローと脚本家マーク・ボールだった。

彼らは捕縛作戦の中心人物が女性分析官だったという驚愕の事実を掴むが、それは真実への入口に過ぎなかった。分析官には、「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン。正義を狂気に変えてでも“任務”を全うしようとする女性を赤裸々に演じた。米政府が大統領選にも影響すると恐れた衝撃作が、いよいよ世界へ発信される。

※ゼロ・ダーク・サーティは米軍の軍事用語。AM0:30を表す。ビンラディン捕縛作戦決行の時間と言われている。



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