受話器と間違え顔にアイロン、「自分も家事できる」と証明試み悲劇。

2013/01/10 15:03 Written by Narinari.com編集部

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夫は外で仕事に励み、妻は家を守る。そんな役割分担が当たり前だったのは、すでに過去の話。共働きに出る夫婦も多い現代では、家事を分担してこなしている家庭も珍しくなく、日ごろ妻にせっつかれてばかりで、肩身の狭い思いをしている男性も少なくないかもしれない。32歳のあるポーランドの男性は先日、妻が仕事に出かけている間に、「自分も同じくらい家事をこなせる」ことを示そうと行動に移した。ところが、それが思わぬ悲劇を招いてしまったという。

英紙デイリー・メールやサンなどによると、この男性は、普段から妻に「『家事をしない』と不満を言われていた」というトーマス・パチュコウスキーさん。先日妻が仕事に出かけ、家で1人過ごす時間ができた彼は、日ごろ妻に言われている不満を思い出して「自分も家事がうまくできると証明しよう」と考えたそう。そこで、彼は妻が帰ってきたら証拠を見せつけようと、アイロンがけを行うことにした。

そして、アイロンがけに取り掛かったパチュコウスキーさん。そのとき「女性はいつも、一度に複数の仕事をまとめてこなすと言っている」ことを思い出し、彼はアイロンをテレビの前に用意、ビールを飲んでボクシング観戦しながらやってやろうと決めた。なにやらちょっと意味が違う気もするが、とにかく自分の決めた“ながら作業”をこなし始めた彼の家事は、最初はうまくいったため「全然難しくないと思っていた」という。

ところがその後、いい気になっていたところで思わぬ落とし穴が待っていた。次第にボクシング観戦のほうばかりに夢中となり、ほかのことが疎かになり始めたときに、聞こえてきたのは電話が鳴る音。すると、彼は電話を取ったつもりで、左手で使用中のアイロンを掴むと、そのまま左耳に押し付けてしまったという。あまりの熱さで我に返った彼は、火傷した耳を冷やそうと急いで洗面所へと向かったところ、今度は慌て過ぎて洗面所のドアに顔面を痛打。その結果、「ボクシングの試合をしていたみたいに」目の周りに黒いあざまで作ってしまったそうだ。

「ものすごく痛かった」と話す彼はその後病院に行き、右目と鼻以外が隠れるほど包帯でぐるぐる巻きにされた。幸いにもさほど重症ではなかったようだが、多くの友人にも笑われたという彼は、今回の一件で家事の大変さを痛感したようだ。

そして家事が「見ている感じよりはるかに難しい」と語ると、毎日てきぱきとこなしてくれる妻に対し「本当に尊敬する」と一言。ただ「もう家事は一切しない」とも話したそうで、この発言を聞いた妻が納得するのか気がかりなところだ。

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