「最後かも」鉄拳姿の封印宣言、イベント最後にパラパラマンガ専念?

2013/01/08 01:12 Written by Narinari.com編集部

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ジェット・リーが、大ヒットシリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」以来、14年ぶりにツイ・ハーク監督とタッグを組んだ最新作「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」(1月11日公開)。その公開を記念して、サブタイトルの“空飛ぶ剣と幻の秘宝”に掛けた、業界きっての“ケン”さん――具志堅(ケン)用高、鉄拳(ケン)、トータルテンボスの藤田憲(ケン)右がイベントに登壇した。

武侠ジャンル初の3D作品である本作は、3D映画の醍醐味である飛び出すアクション、はみ出る臨場感が最大の見どころであり、随所に出てくるワイヤーアクションが重要なポイント。今回のイベントでは、“ケン”さんたちがジェット・リーのアクションを再現すべく、本気のワイヤーアクションに挑戦した。

名前の“ケン”つながりでゲストに呼ばれたことについて、藤田は「名前で仕事をもらったのは初めて。具志堅さんとはアフロヘアーつながりで一緒に仕事をしたこともあるので何か縁を感じる」とコメント。

具志堅は自身の衣装の色味が女物っぽいことを藤田に指摘されると「出演している女の子にきれいな女の子がいてその子の衣装なのかな。かわいいでしょ!」とおどけてみせた。

また、最近は本業のお笑いではなくパラパラマンガを描いてばかりという鉄拳は「久しぶりの鉄拳の仕事でこんなに運動するとは思わなかった。最近は営業もない(笑)。実は『キン肉マンII』の阿羅漢(アラハン)というキャラは僕がジェット・リーの大ファンで彼を見て考えたキャラ。応募したら採用された」とエピソードを披露し、本作については「空中アクションが凄かった!こういうアクションは日本の映画ではなかなか見られないし、巨大竜巻のシーンも凄かった」と興奮気味に語った。

そして2013年の仕事運を占うべく、空中で黄金に輝く“おみくじくす玉”にも挑戦。ワイヤーにつられた3人が「大吉:大願成就」「小吉:現状維持」「凶:四面楚歌」の3種類のくす玉の中からそれぞれ選び、見事大吉をひいたのは……具志堅だった。「今年は大吉。もっと飛びたい。でもマイペースでね、みんなについていくだけ」と具志堅らしいコメント。

凶を引いてしまった鉄拳は「四面楚歌」と書かれた幕を見て「確かに去年はずっと一人で家にこもってパラパラマンガを描いていて誰も助けてくれませんでした……」とショックな様子を露わにしつつも、今後の仕事について聞かれると「海外からのオファーが来ています。でもできるかどうかはマネージャー次第。今年一年はパラパラマンガを極めたいからこの鉄拳姿は今日が最後かもしれないです」と鉄拳姿の封印宣言も飛び出した。

小吉を引いた藤田は「今年は15周年。初の海外公演でバルセロナで漫才をします。今年は漫才をもっと盛り上げたい」と目標を語り、今日の感想を聞かれた具志堅は「ワイヤーアクションは初めての体験で、最初は怖いと思ったけど面白かった。今度アクションもしてみたい」とやる気をみせ、最後に本作について「アクションがとにかく凄いから見るときはまばたきをしない方がいい。パワーが出るので、映画館でぜひ観て欲しい」とアピールしイベントは終了した。

「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」は1月11日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー。

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