刑務所で猫の“運び屋”を拘束、身体に携帯電話など付けて侵入試みる。

2013/01/07 15:02 Written by Narinari.com編集部

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ブラジルのある刑務所で、敷地内に入ろうとした猫を監視員が発見しましたが、この猫には携帯電話や小型のノコギリなどの物品が取り付けられていました。どうやら受刑者のために、何者かが猫を“運び屋”に仕立て、刑務所の中に物品を届けようとしていたものと見られています。

英放送局BBCや米紙ニューヨーク・ポストなどによると、この猫が発見されたのはブラジル北東部アラゴアス州にある重警備の刑務所。年も明けたばかりの元日に、1匹の白猫が刑務所のゲートをくぐり抜けたところを警備員が発見しました。普通の猫ならば、警備員もそのまま敷地内で遊ばせていたかもしれませんが、この猫は見るからに怪しい。なにしろ、お腹部分に“何か”がテープのようなものでぐるぐる巻きにされていたのです。

警備員らに捕まえられた猫ですが、この猫が“所持”していたものを調べてビックリ。携帯電話とその予備電池、イヤフォン、小型ノコギリなど、いかにも脱走に使われそうなものばかりだったからです。どうやら収容されている受刑者が外部にいる協力者を使い、これらの物品を手に入れようとしたようですが、猫を“運び屋”にするとは……。

刑務所の関係者は、この物品を手に入れようとした受刑者を割り出すべく捜査を進めていますが、猫は言葉が話せないので“尋問”もできず。困難を極めていると伝えられています。

ちなみに“運び屋”は、地元のアニマルシェルターに引き取られていったそうです。

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