先日リリースした“ご当地歌謡シングル”が演歌歌謡チャートで1位を獲得、全国のゆるキャラとコラボをしたりと、ヴィジュアル系バンドとしては一風変わった活動をしているダウト。そんな彼らが12月30日、バンド史上最大キャパシティとなった国立代々木競技場第二体育館でのワンマンライブを大成功させた。

開場時は和太鼓が生演奏され、ダウトらしい和風演出で会場の雰囲気を盛り上げ、インディーズ時代の曲から直近の「中距離恋愛」まで全24曲を演奏。MCでヴォーカルの幸樹は「ネガティブなことも色々あったけど、それもこの5周年の締めくくりとして終わりにしたい。そして、前に進むために今回『THE FINALE』と名付けました」と語るなど、会場を沸かせた。

また、エンディングには、会場のLEDスクリーンに恒例となった告知映像が流れ、2月20日にリリースを予定しているアルバム「歌舞伎デスコ」のアーティスト写真とPVを初お披露目。今回はド派手なデコレーショントラックを背景に、メンバーそれぞれがいっそう引き立つ構図になっており、これまたダウトらしい演出の作品となっている。

ライブも3月3日の6周年記念LIVEを渋谷O-EASTで開催、さらにアルバムツアーを5月3日のクラブチッタ川崎を皮切りにスタートさせることも告知された。なお、今回のライブ「THE FINALE」の模様は、4月24日にDVDとして発売を予定している。