ワシが子供をさらう衝撃映像、飛び立とうとするも上昇できず助かる。

2012/12/20 03:38 Written by Narinari.com編集部

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世界各地、広いエリアに生息するイヌワシ。羽を広げると2メートル以上にもなるという大きな鳥です。肉食のイヌワシは、上空から急降下して素早く地面のエサをとらえますが、子羊などかなり大きい獲物も捕まえてしまいます。

そんなイヌワシの衝撃的な映像が、YouTubeに「Golden Eagle Snatches Kid」(//www.youtube.com/watch?v=CE0Q904gtMI)とのタイトルで投稿されました。カナダのモントリオールで撮影されたというこの映像、冒頭は公園らしき場所で、上空を優雅に旋回するイヌワシを映しているシーンから始まります。そのイヌワシが突然向きを変え、ぐんぐんと急降下。すると、ベビーカーとその隣でかがんでいる人物の近くにある、芝生上の“なにか”をつかみ取り、飛び立とうとするのです。

イヌワシを追うカメラの激しい動きや画像の荒さなどで、最初は何が起こったのかわかりづらいものの、撮影している男性らしき人物の驚きの声、そしてカメラに写っている人物の慌てふためく様子から、どうやらその“なにか”が人間の子どもだったことが判明。イヌワシは子どもをエサとみなして、ハンティングしてしまったのです。その瞬間は動画の最後にスローモーションで再生されているので、改めて確認することができます。

幸い人間の子どもはイヌワシには重かったようでうまく飛べず、1メートルほど上昇できただけ。諦めて子どもを残して去っていきました。地面に落とされた子どもですが、泣き顔になっているものの、どうやら無事な様子。あのまま飛び立たれてしまったら子どもはどうなっていたのか、と考えるとゾッとします。

この動画が投稿されると瞬く間に話題となり、再生回数はわずか2日間で300万回に迫る勢いに。「この子、一生“鳥恐怖症”になってしまうんじゃ……」といった心配する声や、単純に「驚いた!」「なんてクレージーな出来事なんだろう」といった驚嘆のコメントが寄せられています。

ただ、その信じがたい内容から、動画の信憑性を疑う声も噴出。果たして本当に起こった出来事なのか、それともCGでうまく作られた“作品”なのか、その真実はまだ判りません。皆さんもご覧になって、自分の目で判断してみてはいかがでしょうか。

(12月20日午前4時30分追記)

カナダのモントリオール・アニメーションスクールセンターNADは、12月19日付け(現地時間)で公式ブログを更新。この動画「Golden Eagle Snatches Kid」は同校の学生が制作したフェイク映像であることを明かしました。

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