奇抜“ペプシ味”のポテチ現る、変わり種フレイバーの「レイズ」から。

2012/12/17 13:25 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


レモンティー味やキュウリ味、フィッシュ・サワースープ味など、他社とは一線を画したバラエティ豊かなフレイバーのポテトチップス「レイズ」(ペプシコ傘下のフリトレーが展開)。その「レイズ」ブランドからこのたび、中国で“ペプシ・チキン味”の商品が発売され、ちょっとした話題を呼んでいる。

今年8月に中国で発売された同商品の名前は「勁爆百事可楽鶏味」。「百事可楽」はペプシ・コーラのことで、「鶏」はもちろんチキンを指す。つまり直訳すればペプシコーラ・チキン味。日本人の感覚からすると、「ペプシ・コーラとチキンの相性なんてどうなの?」と疑問が出てきそうだが、これはもともと中国に「チキンのコーラ煮」という料理が存在しており(コーラ煮自体の起源は不明)、そこに着想を得て開発された商品というわけだ。「レイズ」は世界各国で、現地に合った変わり種フレイバーを多数展開していることから、“ペプシ・チキン味”もそうした戦略の一環と言えるだろう。

肝心のお味はというと、ペプシ・コーラの甘みとトウガラシのピリ辛が絶妙に絡み合った後味で、ちょっと甘めのBBQ味テイストとのこと。中国ペプシコのリチャード・リー氏も「チキンのコーラ煮は中国でとってもポピュラーな料理」と語り、多くの中国人に受け入れられるだろうと自信を示している。

ただ、微博(中国版ツイッター)で同商品の評判を調べたところ、あまり芳しくはない様子。やはり物珍しさから購入した人が圧倒的多数を占め、中にははっきりと「不味い。二度と買わない」と断言する人もいる。現在は一部スーパーで品切れにもなっていると言われる同商品だが、中国を訪れる機会があったら一度試してみてはいかがだろう。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.