「ザ・マスター」GG賞3部門候補、ヴェネチアで3冠に輝いた話題作。

2012/12/14 03:14 Written by Narinari.com編集部

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12月13日(米国時間)に第70回ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表され、第69回ヴェネチア映画祭で3冠を獲得したポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作「ザ・マスター」が、主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、助演男優賞(フィリップ・シーモア・ホフマン)、助演女優賞(エイミー・アダムス)にノミネートされた。

「ザ・マスター」は第2次世界大戦後の混沌とした米国が舞台で、人生の目的を失い、やがて信仰にすがりつく元兵士が主人公。人間をあらがえない力で服従させる教祖“マスター”とその妻も絡みあい、人間の深層心理をえぐり出す、刺激的で芳醇なドラマが描かれている。

第69回ヴェネチア映画祭では、銀獅子賞(監督賞)、優秀男優賞(ホアキン・フェニックス&フィリップ・シーモア・ホフマンW受賞)、国際批評家連盟賞と、見事に3冠を達成した。また、米国際プレスアカデミー(International Press Academy)が主催する第17回サテライト賞では、7部門にノミネート(主演男優、助演男優、助演女優、脚本賞、音楽賞、撮影賞、美術賞)され、アカデミー賞の有力候補のひとつと目されている。

映画「ザ・マスター」は3月22日、TOHOシネマズ シャンテ、新宿バルト9ほか全国ロードショー。

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