たった25秒の間に、数えきれないほどの航空機が次々と空を横切っていく――。そんな動画が話題を呼んでいます。

米紙USAトゥデイなどによると、この動画を作成したのはカルフォルニア在住のCy Kuckenbakerさん。12月1日にYouTubeへ投稿された「Landings at San Diego Int Airport Nov 23, 2012」（//www.youtube.com/watch?v=EhgYrY8fN-0）はまず、カメラが空を見上げたアングルから始まります。そして間もなく右手から赤い機体の航空機が現れ、その機体が画面を横切って消えようとするとき……今度は次から次へとたくさんの航空機が現れるのです。画面は瞬く間に航空機で埋め尽くされていきます。いったい何機あるのでしょう。思わず眼が釘付けになる光景です。

この動画、もちろん合成なのですが、ぶつかりそうなほどの至近距離で飛行する航空機のインパクトは、すぐにネットで話題に。12月7日時点で、再生回数は150万回を突破しました。

Kuckenbakerさんによると、動画のアイデアは、以前ハノーバー航空で撮影されたという1枚の合成写真からヒントを得たのだそうで、その写真も航空機を何機も重ね合わせたものでした。

そして11月の感謝祭の休日に、Kuckenbakerさんはサンディエゴ国際空港近くにて、5時間かけて70機あまりの航空機を撮影。それをもとに今回の動画に仕上げたそうです。皆さんもこの動画、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。