「ビブリア」が年間200万部突破、第1弾は84.7万部で2012年文庫No.1。

2012/12/03 04:01 Written by Narinari.com編集部

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2012年年間“本”ランキング文庫部門(集計期間:2011年11月21日〜2012年11月18日)では、来年1月、フジテレビ系月9ドラマ(主演:剛力彩芽)として放送が開始される、三上延「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」(昨年3月発売/アスキー・メディアワークス)が年間売上84.7万部で1位に輝いた。

また、「ビブリア古書堂の事件手帖2 〜栞子さんと謎めく日常〜」(昨年10月発売)が63.3万部で5位、「ビブリア古書堂の事件手帖3 〜栞子さんと消えない絆〜」(今年6月発売)が58.7万部で8位に入り、シリーズ3作全作がTOP10入り。年間総売上は206.7万部に達し、200万部を突破した。

同シリーズは、鎌倉の片隅にひっそりと佇む古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、うら若き美貌の店主・篠川栞子と、本が読めない体質の無骨な青年・五浦大輔が、奇妙な客が持ち込む古書の謎や秘密を解き明かしていくビブリオミステリー。第1弾は文庫作品として初めて「2012年本屋大賞」のノミネート作品に選ばれ、話題となった。

そのほかでは、村上春樹の「1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編」(今年4月発売/新潮社)が78.9万部で2位、「〜 後編」が61.0万部で6位。東野圭吾は「聖女の救済」(今年4月発売/文藝春秋)が74.5万部で3位、「プラチナデータ」(今年7月発売/幻冬社)が71.3万部で4位。第147回直木賞」を受賞した辻村深月「ツナグ」(今年9月発売/新潮社)は50.1万部で9位に入った。

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