ファンモンが電撃解散を発表、DJケミカルが実家のお寺継ぐため決断。

2012/11/29 03:46 Written by Narinari.com編集部

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“ファンモン”の愛称で親しまれている音楽グループ・FUNKY MONKEY BABYSは11月29日、電撃解散を発表した。解散の理由はメンバーのDJケミカルが「実家であるお寺の住職になる為の準備に入ることになり、これまでのように音楽活動を続けることが困難」になったためとしている。

公式サイトおよび公式ブログの29日付けエントリー「ファンの皆さまへ」では、まず、「2004年の結成以来、皆さまのお力添えのお陰で、ここまで充実した音楽活動をしてくることが出来ました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉をつづった上で、「本日、皆さまにお伝えしなければならない事がございます」とし、解散を発表した。

解散の理由は「DJケミカルはその実家であるお寺の住職になる為の準備に入ることになり、これまでのように音楽活動を続けることが困難になりました」と説明。脱退ではなく、グループ自体の解散の道を選んだことは「メンバー、スタッフ全員で何度も話し合った結果、やはりDJケミカルのいないFUNKY MONKEY BABYSはFUNKY MONKEY BABYSではないという結論に達しました」としている。

時期については「2013年に開催する全国ツアー『WE ARE FUNKY MONKEY BABYS TOUR』をもって解散することになりました」とのこと。そしてエントリーの最後は「ファンの皆さまには、さびしい思いをさせてしまいますが、解散しても、3人の皆さまに対する感謝の気持ちと、志は変わりません。これからの残りの時間、悔いの残らぬよう精一杯頑張らせていただきます。皆さま、宜しくお願い申し上げます。ツアーでは最高の笑顔でお会いしましょう!」との前向きな言葉で結んでいる。

FUNKY MONKEY BABYSは、ファンキー加藤、モン吉、DJケミカルの3人組グループ。2004年に結成し、2006年にジャケットに東国原英夫元宮崎県知事(当時そのまんま東氏)を起用したシングル「そのまんま東へ」でメジャーデビューを飾ると、以降は順調な音楽活動を展開、11月21日に発売された最新シングル「サヨナラじゃない」を含め20枚のシングルと、12月26日発売のアルバム「ファンキーモンキーベイビーズ5」を含め5枚のオリジナルアルバム、1枚のベストアルバムを発表している。また、NHK「紅白歌合戦」には2009年の第60回から連続出場中で、今年も4度目の出場が決定した。

DJケミカルは1982年生まれ、東京・八王子出身。DJとして確たる腕前を持ちながらも、FUNKY MONKEY BABYSのライブやテレビ出演時などには、基本的にパフォーマンスに終始しており、独特かつ抜群の存在感を放っている。実家がお寺であることはファンの間でもよく知られ、公式サイトのプロフィールでは「八王子のお寺の住職の息子として生まれる。週末にはアルバイト副住職として実家のお寺でお経をあげている」と紹介。今年4月8日(釈迦の誕生を祝う花祭りの日)には5年間の交際を実らせ、一般女性と入籍した。

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