映画が「悪の教典」原作後押し、8月発売の文庫上巻が初の1位に。

2012/11/22 04:00 Written by Narinari.com編集部

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今週11月26日付けのオリコン週間“本”ランキング文庫部門では、貴志祐介「悪の教典上」(2012年8月3日発売、文藝春秋)が週間4.8万部を売り上げ、登場16週目にして初の1位を獲得したことがわかった。

また、下巻(同)も同じく週間売上3.9万部で4位にランクイン。上下巻ともに、同名映画公開直後の先週11月19日付けで記録したそれぞれの最高週間売上部数を更新しており、映画の話題と連動する形で原作も好調な動きを見せている。

目的のためならば殺人もいとわない教師の姿を描いたストーリーは2010年の発表以来、各方面で話題となったが、これに拍車をかけたのが三池崇史監督、伊藤英明主演による同作の実写化。11月10日の公開以来、2週連続2位と好成績を記録する一方、その衝撃的な内容が一部で物議を醸すなど話題を振りまいており、原作の今後の売り上げ動向にも注目が高まる。

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