中国サッカーは風水で強化? 「ついに神頼みかよ」と皮肉る声も。

2012/11/19 00:17 Written by Narinari.com編集部

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中国サッカー協会は現在、自国の代表・クラブチーム強化に向けて積極的な改革を推し進めているが、なかなかこれといった結果が出ているとは言い難い。そうした中、「中国サッカー協会が遂に風水に頼り始めた」という噂がメディアで報じられ、話題を呼んでいる。どうやら同協会がオフィス移転を検討していることが話の発端だったのだが、風水文化が根強い中国だけに、あながちウソとも言い切れない雰囲気だ。

近年、中国サッカー協会は八百長・サッカー賭博問題で大揺れし、南勇や楊一民といった元中国サッカー協会幹部が逮捕され、トップが大きく変わった。それに伴い、新しい協会関係者は協会のイメージ改善を図るとともに、自国の代表・クラブチーム強化に向けて積極的に動いているわけだが、最近発覚したのが、協会が入居している北京・夕照寺街のビルが、風水的にあまり良くないことだった。

中国紙長江日報などによると、協会は「(風水の悪さが)ますます中国サッカーを悪くしている」と考えているそう。そのため、現在は新しい物件探しなど、移転準備を真剣に進めている状況だ。

しかし、この情報を聞きつけたサッカーファンの中には納得がいかない人も少なくない。「今さら風水のせいにするのかよ」「ついに神頼みか」「移転したってすぐに強くなるはずないだろ」「八百長もチームの弱さも構造上の問題。根本がわかっていない」などと批判が噴出。中には具体的な地名をあげて「(そこへ)移転すればきっとW杯で優勝できる」と、この“風水移転案”に賛成する人もいるにはいるが、多くは懐疑的だ。

いずれにせよ、場所がどこになるのかは確定していないものの、移転はほぼ決定的とのこと。果たして風水は、中国サッカーにどのような効果を及ぼしてくれるのだろうか。

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