ラブレター16万字綴るも玉砕、残念な男性に中国全土から激励の声。

2012/11/14 10:55 Written by Narinari.com編集部

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中国のある大学生は、好きな女性に告白するため、200日以上かけて壮大なラブレターを執筆した。そこにつづられた文字数はなんと16万字。400字詰め原稿用紙なら400枚分に相当するボリュームで、製本しなければならないほどだったという。

中国紙長江日報などによると、この膨大な文字数のラブレターを執筆した“ツワモノ”は、湖北省武漢市にある華中科技大学4年生の王文瑾さん。羅さん(仮名)という名の女子大生に密かに恋心を抱いていた彼は、ラブレターを書いて彼女に手渡すことを今年はじめに決意し、準備を進めてきた。

しかし、当初は1万字程度と考えていたラブレターも、書けば書くほど想いは募り、一向に終わる気配がない。執筆は今年2月から始めたが、最も多い日には7,000字にもなり、気が付けば詩や散文、短編小説も盛り込まれた合計16万字もの“大作”が出来上がっていた。

そして迎えた11月11日、中国の光棍節(独身者のための記念日)。王さんは自身のラブレターを胸に、いよいよ羅さんへの告白の瞬間を迎えた。ラブレターはきちんと製本され、表紙デザインも作成。タイトルは「僕はあなたを一人にしない」だ。

しかし、運命は残酷だった。16万字ものラブレターを手渡したところで、相手にその気がなければどうしようもない。羅さんは“16万字のラブレター”自体にはいたく感動してくれたものの、結局、王さんの愛を受け入れるには至らなかった。

王さんは「恋愛感情というものは縁も大事です。努力しても難しいときがある」と話し、結果には納得しているというが、失恋のショックから立ち直るには、ラブレターの長さ同様、しばらく時間が必要かもしれない。ただ、幸いにもこの一件がさまざまなメディアで報じられたことで、王さんのもとには激励や称賛が中国全土から届いているそうだ。

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