約250種集結したチーズの祭典、「チーズフェスタ」に行ってみた。

2012/11/13 17:11 Written by Narinari.com編集部

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ここ20年で日本のチーズの消費量は約2倍になっており、2011年、チーズの国内消費量は過去最高を記録した(農林水産省チーズ需給表に基づく)。普段の食事でも、グラタンや、ピザ、サラダにケーキと、さまざまな形でチーズを食す機会が、日本の一般的な食卓でも増えている。そうした中、チーズファンのためのチーズの祭典「チーズフェスタ」が、11月11日と12日の2日間、東京・ベルサール原宿で開催された。

「チーズフェスタ」は毎年約8,000人ものチーズファンが来場し、約250種類のチーズを楽しめるチーズの祭典。チーズが大好きなナリナリドットコム取材班もこのイベントを満喫するべく、チーズと、美味しいチーズの食べ方を求めて会場を訪れてみた。

「チーズフェスタ」の魅力は、なんといっても試食にある。入場時に配られる4種類のチーズ試食券を利用して、世界十数か国のチーズを試食することができるのだ。ハードチーズからフレッシュチーズ、カビ系、デザートなど分類が異なるチーズが試食できるので、自分の好みに合ったチーズのタイプを探すことができる。

時間によっても試食できるチーズが異なるため、パンフレットを片手に「どのチーズを試そうかな」と考えるのも楽しいポイント。取材班はゴーダチーズにバジルペーストとガーリックを練りこんだチーズ、アメリカンクリームチーズ、明治のボーノチーズ、白カビのチーズの4種類を試食してみたが、食感、クリーミーさ、味の濃さがどれも異なり、それぞれの美味しさを感じることができた。普段自ら購入しないようなチーズにもチャレンジできるところは、こうしたイベントの良いところだろう。

会場にはチーズにあわせたワインやビールなどが飲めるドリンクコーナーも併設されており、チーズと美味しいワインに舌鼓をうつチーズファンですごい熱気に。販売コーナーでは、試食したチーズはもちろんのこと、各国のチーズが販売されており、販売員にタイプを確認しながら購入することもできる。

ステージではチーズを使った日本の食卓に合うレシピ紹介や、各国のチーズの紹介が行われた。チーズを使った時短レシピ、チーズのカットショーなど、毎回目を引く内容が多く、常に立ち見が出るほど盛況だった。

また、味噌とチーズのコラボレーション企画も開催され、頭におわんを乗せた“Miso Girl”が、チーズ入り味噌汁を紹介。糸を引く味噌汁に最初は驚くこと間違いないが、発酵食品である味噌とチーズの相性は良く、とても美味しい。通常の味噌汁にとろけるチーズを少量入れるだけなので、気になる人はぜひ試してみてはいかがだろうか。

ほかにもいくつかのブースが出ており、チーズの専門家がチーズの選び方、保存方法、ワインとチーズの相性を教えてくれる相談コーナー、チーズフォンデュや、チーズカッターなど、チーズグッズの販売コーナーなどが並んだ。

なお、「チーズフェスタ」の公式サイトでは、美味しいチーズ料理の作り方やチーズタイプについて学ぶことができる。まもなく訪れるボジョレヌーボーの解禁やクリスマスなど、パーティーでワインやチーズを食べる機会が増えるこの季節、チーズについてちょっぴり勉強してみてはいかがだろうか。

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