高飛車が“エヴァ飛車”に変身、富士急で「EVA:Q×FUJI:Q計画」始動。

2012/11/10 05:56 Written by Narinari.com編集部

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富士急行は11月9日、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開に合わせ、コラボレーション企画「EVA:Q×FUJI:Q計画」をグループ各施設で実施すると発表した。期間は11月17日から来年1月31日まで。

この取り組みのメインは、富士急ハイランドの大型コースター「高飛車」をエヴァンゲリオンの世界観で染め上げた「エヴァ飛車」と、富士急行線の車両をエヴァンゲリオンのカラーにラッピングした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車」。

「エヴァ飛車」は最大落下角度121度(ギネス世界記録認定)のローラーコースター「高飛車」の車両やアナウンス、BGM、駅舎などを全面的にエヴァンゲリオン仕様に変更したもので、搭乗者はエヴァのパイロットとなってエヴァ初号機のカラーにラッピングされた「エヴァ飛車」に乗り込み、全長約1,000メートルのコースを、絶叫とともに駆け抜ける。

具体的には、車両をエヴァ初号機カラーへラッピング(1車両のみ。ほかの車両には「NERV」マークが入る)。劇中同様に葛城ミサトの「発進!!」の合図でエヴァ飛車が発進し、コース途中のトンネルでは式波・アスカ・ラングレーの巨大バナーパネルに遭遇する。そして劇中のBGMを聞きながら43メートルの巻き上げを上昇。最後は主人公・碇シンジの「A.T.フィールド全開!!」のセリフと同時に、落下角度121度のコースを、絶叫とともに落下していく。

さらに待ち列のモニターでは、「EVA:Q×FUJI:Q計画」のために作成された碇シンジが「エヴァ飛車」に搭乗するまでを描いた映像や、エヴァ劇中の名場面のセリフを富士急バージョンにパロディした「EVA吹替計画」を放映するなど、まさにエヴァてんこ盛りの状態だ。

もうひとつの「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車」は、大月駅〜河口湖駅間を運行する、1編成2両が対象。1号車はエヴァンゲリオン初号機をテーマに、2号車はエヴァンゲリオン2号機をテーマに車両外装をラッピングし、内装も劇中での名シーンや名セリフが車内のポスターやつり革などに散りばめられる。また、運行中の一部区間では、新録の葛城ミサトボイスによる車内アナウンスが流れるのもポイントだ。

なお、富士急ハイランドでは「パイロット養成計画」スタンプラリーの実施や巨大フォトスポットの設置なども行われるほか、「ハイランドリゾート ホテル&スパ」のレストランではエヴァンゲリオンオリジナルメニューも登場するという。

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