物議醸した「西野公論」が復活、“いま会いたい人”との対談中心に。

2012/11/05 15:17 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ストレートな物言いや過激な発言でたびたび物議を醸しながらも、2010年7月3日に惜しまれながら閉鎖した、お笑いコンビ・キングコング西野亮廣のブログ「西野公論」。かつては2ちゃんねるを目の敵にし、2ちゃんねるユーザーとの間で激しい罵倒合戦を繰り広げるなど、星の数ほどある芸能人ブログの中でも独特の存在感が光った、アンチもファンも多いブログだった。そんな「西野公論」が、ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」の記事プラットフォーム「ブロマガ」に場を移して“復活”する。

「ブロマガ」のタイトル名は、そのままズバリ“西野公論”。11月5日には、早速「はじめに」と題する、“復活”にあたっての挨拶を掲載している。それによると、今回の“西野公論”は、西野がいま会いたい人に直接会い、ストレートな疑問を投げかける「対談」をメインにしたコンテンツになるそうだ。

もともとマネージャーから企画を持ち込まれたとき、西野は具体的なイメージができなかったそうだが、それでも配信動画という媒体を使って「会いたい人に会える」点に魅力を感じたという。「『創価学会のタレントさんが多いのはなんで? 何かメリットあんの?』といったストレートな疑問はテレビでは教えてくれませんし、原発反対派&推進派が議論する番組にチャンネルを合わせても、いつも言葉に怒りが混じっていて、僕のような阿呆には内容があまり入ってきません。そこで、『1対1であれば、話が聞けるのではないか?』と思ったのです」と、その狙いを説明している。

もちろん、西野としても「そういったテーマにお笑い芸人が率先して踏み込む必要はありません」ということは分かっており、「学の無い奴が文化人を気取るなんて大嫌いです」との気持ちもある。それでも「ただ、一人の大人としてキチンと事実を知って、正しい理解を持っておきたいという気持ちはあります」との思いから、「ホームレス、ジャーナリスト、AKBをクビになった人、新政府総理大臣、宗教家、元・犯罪者、AV女優、AV女優、AV女優、エトセトラ…」という話を聞いてみたい人たちと会い、勉強したいと考えているそうだ。なお、初回の生放送は11月中旬を予定している。

西野は2005年11月に「西野公論」を開設。2008年1月10日に更新したエントリー「それはボクが今より少し大人になった時」で、それ以前から「いつまでもダラダラとブログを続けていてもしかたがないなぁ」と思っていたとの心境を告白。「面白そうだし10年間やってみるか」と考えたこともあったものの、それは「ブログに依存している匂いがして気持ちが悪い」との結論に達し、「僕はこのブログの終わりをキチンと決めようと思ったのだ。僕はその日を30歳の誕生日にしようかと思っている。……かなり先の話だけど」とつづり、実際に30歳の誕生日を迎えた2010年7月3日に閉鎖した。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.