スガシカオが突発性難聴告白「どうにもならないくらい落ち込んだ」。

2012/10/30 02:01 Written by Narinari.com編集部

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シンガーソングライターのスガシカオ(46歳)が10月29日、公式ブログで突発性難聴を患っていることを告白した。

29日付けのエントリー「【告白・突発性難聴との戦い】その1」では、「実は、おれは一年ほど前から『突発性難聴』という耳が聞こえなくなる病気になってしまった。歌手やアーティストがなる病気で、ニュースなどで耳なじみの方もいるかもしれない」と告白。発症したのは昨年8月頃、「いつだったかな…そうそうニコ動のイベントで『ニコファーレ』でライブをやった日、何日か前から耳鳴りがやまなくて、マネージャに相談したのを覚えてるから、そのあたりが発症だったのかもしれない…」と振り返っている。

原因については思い当たる節があるそうで、「その頃おれは、所属事務所やメジャーレーベルを卒業して、一人になるための交渉と準備をしていた時期だった。この先一人になって、うまくいくかどうかわからないというものすごい不安と恐怖の壁、色んな重圧、世知辛い現実と人間関係、毎日心をグラグラさせるような出来事ばかりが続いた、そしてそれに連日、追い打ちをかけるようなアルバムプロモーションの激務……」と、そうしたさまざまなプレッシャーやストレスが病気に繋がったと考えているという。

そして、何日も耳鳴りがやまないため病院で診察を受けたところ医師からは「スガさん、右耳の突発性難聴ですね。発症して1週間〜10日くらいなら、治る見込みもあるのですが…時間がたつと治らないことも多いです。最悪の場合は…右耳の聴力はある程度あきらめてください」との診断。しかし、すでにこのとき自覚症状から3週間は経過しており、「帰り道、おれはどうにもならないくらい落ち込んだ。耳は、おれのようなミュージシャンにとっては命だ。これから一人になって、死ぬ気で頑張ろうという時に…なんてことだ」と、当時の心境をつづっている。

このエントリーでは現在の症状や、音楽活動への影響などについては触れられていない。ただ、タイトルに「その1」とあることから、後日、続きのエントリーが更新される模様だ。

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