MLB球場で日本酒の熱燗を販売、“ホットサキ”と呼ばれ現地でも浸透。

2012/10/26 02:52 Written by Narinari.com編集部

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プレーオフを勝ち抜き、ワールドシリーズに進出したメジャーリーグのサンフランシスコジャイアンツ。そんな同チームのホームスタジアムであるAT&Tパーク内のレストランでは、宝酒造の松竹梅(Sho Chiku Bai)の熱燗が販売されている。

熱燗を販売しているのは、AT&Tパークのクラブレベルエリアにある「Mashi's Sushi Bistro」。同店は日本食ファンやさっぱりしたものを食べたい人に寿司(カリフォルニアロール)、刺身、枝豆などを提供している人気レストランで、そのネーミングはサンフランシスコジャイアンツで活躍した、史上初の日本人メジャーリーガー村上雅則氏にあやかったものだ。

そんな同店では、8月14日から新メニューとして松竹梅の熱燗の販売を開始。熱燗はコーヒーと同様のペーパーカップのスタイルで提供している。熱燗の日本酒がAT&Tパークの定番メニューになるのはこれが初めてのことだ。

この松竹梅は宝酒造のグループ会社である米国宝酒造がカリフォルニア米を使って現地で製造しているもので、米国でトップシェアを誇っている一品。米国では日本食の普及とともに日本酒も浸透してきており、日本酒独自の飲み方である熱燗は“ホットサキ”と呼ばれ、日本の食文化の象徴として親しまれている。中でもサンフランシスコは、日系人が多いこともあって日本酒が早くから普及し、また現在も多く飲まれている地域だ。

ジャイアンツと、デトロイト・タイガースの対戦で盛り上がる今年のワールドシリーズ。秋が深まり、肌寒くなったスタジアムで声援を送るファンの心とからだを、“ホットサキ”がホットにしてくれそうだ。

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