同日に孫とひ孫生まれた女性、「驚くべき経験」ができたと大喜び。

2012/10/16 15:14 Written by Narinari.com編集部

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自分の子どもが結婚したら、どんな親だって「孫の顔を早く見たい」と思ってしまうのが素直な気持ち。最近では出会いに悩む人も少なくないだけに、子どもが無事に結婚できただけでも幸せなのかもしれないが、オーストラリアのある女性は、自分が育てた子どもたちのおかげで「驚くべき経験」ができたと喜んでいるそうだ。先日、23歳の娘と21歳の孫娘が、同じ日に同じ病院でそれぞれ女の子を出産。めでたく、1日にして祖母と曾祖母になるという珍しい女性となった。

豪紙デイリー・テレグラフやペンリス・プレスなどによると、この女性はニューサウスウェールズ州キャッスルリーに住むローズマリー・スカイビンスキーさん。パートナーのスティーブン・ギリスさんとの間に7人の子どもをもうけ、子宝に恵まれた彼女は、10人の孫と1人の曾孫を持つ立派な“おばあちゃん”だ。しかし先日、そんなおばあちゃんでもひときわ「驚くべき経験」となる出来事を子どもたちがもたらし、彼女を喜ばせたという。

9月18日、勤務先でもあるペンリスの病院で、23歳の娘レベッカさんの出産を待っていたスカイビンスキーさん。すると、40歳になる娘マーガレットさんの子どもで、21歳の孫娘ブルック・ハンプソンさんも急に産気づいたようで、思わぬ形で同時に2人が出産へ臨む形となった。出産予定日は違っていたそうだが、2人共ペンリス近郊で暮らしているとあってスカイビンスキーさんが働く病院に入院。同じ助産師に見守られながら、2人は一緒に出産の準備に入った。

すると午前10時28分、まずは孫娘のブルックさんが帝王切開で女の子アメリアちゃんを無事出産。それから3時間半後の午後2時2分には、娘のレベッカさんも自然分娩で女の子ジェイダ・ローズ・ベイカーちゃんを出産し、2人とも母親としての務めを無事に果たした。そして、1日にして孫と曾孫に恵まれたスカイビンスキーさんは、2つの幸せが同じ日に偶然重なり「なんて不思議なんでしょう」と驚きながらも喜んでいる。

11人目の孫と2人目の曾孫が同じ日に生まれたスカイビンスキーさん。もはや“おばあちゃん”には慣れている彼女でも、今回ばかりは今までとは異なる、別の喜びを感じられたようで、2人の赤ちゃんが並ぶ様子に「こんなに素晴らしいことはない」と大いに感動したそうだ。同じく祖父と曾祖父になったパートナーのギリスさんも「同じ日に生まれるとは思わなかった」と語り、「とても珍しいよね」と驚いたという。

しかし、こうした経験を味わえたのも、もともとはスカイビンスキーさんとギリスさんが頑張って7人の子どもを育てたからこそ。今回生まれた赤ちゃんたちだけでなく、今後もどんどん広がっていくであろう一家の広がりを、2人は優しく見守っていくに違いない。

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