9月26日に発売されたシンガーソングライター・山下達郎（59歳）初のオールタイムベストアルバム「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」が、先週10月15日付けのオリコン週間アルバムランキング2位から上昇し、10月22日付け（集計期間：10月8日〜14日）で2週ぶりに首位を獲得したことがわかった。59歳8か月での首位返り咲きは史上最年長記録で、1994年8月22日付けで妻の竹内まりや（57歳）がベストアルバム「Impressions」（1994年7月発売）で打ち立てた39歳5か月（ソロを対象）を「20歳3か月」、18年2か月ぶりに更新。夫婦で同記録の1位、2位を独占した。

アルバムの返り咲き首位は、昨年12月26日付けで3週ぶりに返り咲いたKARAの「スーパーガール」（昨年11月発売）以来で、今年は初。自身としては1986年5月19日付けで2週ぶりに返り咲いたLP「ポケット・ミュージック」（1986年4月発売）以来、26年5か月ぶりとなった。

また、累積売上は今週付けの売上4.6万枚を加え40.8万枚に達し、発売3週目で40万枚を突破している。

Disc1「SUGAR BABE〜RCA/AIR YEARS」、Disc2「MOON/WARNER YEARS I」、Disc3「MOON/WARNER YEARS II」の3枚のCDで構成される本作の収録曲は、山下が自らレーベルの枠を越えセレクト。初回限定盤のみに収録されているボーナスディスクには「硝子の少年」（KinKi Kidsへの提供曲）や「酔いしれてDeja vu」（円道一成への提供曲）など、ほかのアーティストに提供した楽曲のセルフカバーや、初CD化の「夜のシルエット」、「希望という名の光」のアコースティック・バージョンなどが収録されている。