レイジデビュー作から20周年、1992年発売の1stアルバムに特別限定盤。

2012/10/11 11:38 Written by Narinari.com編集部

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その政治的・社会的メッセージを前面に出したラップ×独創的な殺傷ギタ―ノイズが革新的に融合した“新世代ヘヴィ・ロック”の先駆者で、ラップ・メタル/ミクスチャーといったジャンルを創出したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。そんな彼らのデビュー作「Rage Against the Machine」の20周年記念盤が、米国で11月27日、日本で11月28日(予定)に発売される。

1991年に結成するや、それまでに誰も聴いたことが無い種のロック・サウンドと強烈なメッセージにより、レコード会社争奪戦が勃発。その結果、“創作活動の最大限の自由”を与えたEPIC RECORDSがレイジを獲得した。

デビュー作のオリジナル発売日は1992年11月。“レッド・ツェッペリン×パブリック・エナミー”とも称さた斬新なサウンド、過激で政治的なメッセージを込めた歌詞、そして、アルバム内容と同様に衝撃的なジャケット写真(※ベトナム戦争時に当時の政権が仏教徒を弾圧し始めたことに対して、ベトナム僧侶が米大使館の前で行った抗議の“焼身自殺”を捉えた有名な写真)で、同作は後のミクスチャーロック、オルタナティヴ・ロックの台頭に大きな影響を与えた歴史的・革命的な作品と評価されている。この強烈な個性にして全世界で500万枚、日本でも15万枚以上のセールスを記録した。

今回登場するのは、そんなデビュー作の20周年記念盤。初回生産限定盤「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン―20th アニヴァーサリー・エディション―」は、2CD+DVDの3枚組(通常盤としてDISC1の1CDもリリース)で、DISC1はオリジナル・アルバムを2012年最新リマスターで収録し、3曲のボーナストラックを追加した。

また、DISC2には貴重なデモ音源を収録。これは彼らがEPIC RECORDSと契約する前、結成直後の1991年にレコーディングされ、最初期のショ―で5ドルで売られていた貴重な音源だ。20周年を記念して初めて正式にオフィシャル・リリースとなる。

ボーナスDVDにはミュージック・ビデオ3曲とともに未発表ライブ映像3曲収録。パブリック・エナミーのChuck Dによるニュー・ライナー・ノーツも収録される

また、日本では輸入盤のみのリリースとなるデラックス・ボックスセットには、2CD+2DVD+LPに40ページのブックレットとポスターが封入。DVDには2010年のロンドン「FINSBURY PARK」でのライブや1997年以降の様々な場所でのライブ・フッテージ、1991年のカリフォルニアのCAL STATE NORTH RIDGEでのライブなども追加される豪華な内容だ。

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