2014年大河は「軍師官兵衛」に、V6岡田准一主演で“戦の天才”描く。

2012/10/11 05:09 Written by Narinari.com編集部

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NHKは10月10日、再来年の2014年に大河ドラマ「軍師官兵衛」を放送すると発表した。主演はV6の岡田准一が務め、脚本は前川洋一氏のオリジナル作品となる。

現在放送中の「平清盛」(主演:松山ケンイチ)、2013年の「八重の桜」(主演:綾瀬はるか)に続く「軍師官兵衛」は、生涯50数度の合戦で1度も負けを知らなかった“戦の天才”黒田官兵衛が主人公の作品。信長、秀吉、家康の三英傑に重用されながらも、あり余る才能ゆえに警戒され、秀吉には自分の次の天下人とまで恐れられた官兵衛の生涯を描く。

今回、脚本を担当することになった前川氏は「彼の歩んだ道のりが実に面白いのです。歴史の流れと、うまく絡み合い、まさに事実は小説より奇なり。フィクションのような出来事が、歴史的事実として次々と起こるのです。主君に裏切られ、一年間地下牢に幽閉されたり、毛利軍との戦いの最中、本能寺の変が起こり、茫然自失の秀吉の尻を叩き、中国大返しの演出をしたり……枚挙にいとまがありません」と、その溢れる魅力を説明。そして「官兵衛を通して、見えてくる戦国の世。そこには、現代にも通じる人間の面白さ、悲しさ、滑稽さが詰まっていて、見る者を決して飽きさせないでしょう」と、大河ドラマとしての見どころについてコメントしている。

また、中村高志チーフ・プロデューサーは「今回の主人公は黒田官兵衛、豊臣秀吉の天下統一を演出した天才軍師です。軍師という存在は、歴史の陰に隠れがちですが、その才能や人物を知るほどに傑出した人物と思うようになりました」と、官兵衛を題材に選んだ理由を明かし、さらに岡田の主演については「官兵衛は、秀吉が太陽ならいわば月にあたる存在です。月の輝きを魅力的に表現し、1年を通して演じきる実力を持つ、最も油の乗り切った俳優です。岡田さんがどんな官兵衛を演じるのか、期待大です」と起用のポイントを語った。

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