40周年TULIPが“同窓会”ライブ、感極まって涙ぐむファンの姿も。

2012/10/10 06:22 Written by Narinari.com編集部

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デビュー40周年を記念して、5年ぶりに全国ツアーをスタートさせたTULIP(チューリップ)が先週末、前半戦の天王山となる、東京国際フォーラム ホールAでの2DAYS公演を開催。「心の旅」「虹とスニーカーの頃」などをはじめとする大ヒット曲、名曲の数々をアンコール含め計28曲熱唱した。

オープニング曲「夏色のおもいで」から、彼らの登場を待ちわびていた約5,000人の観客が総立ちという異様な熱気に包まれてスタートしたこの日のライブ。ボーカルの財津和夫は、「皆さん今日はようこそいらっしゃいました。私たちもいろんなことで歳を重ねました。いつの間にかスカイツリー建ちましたよ。いつの間にかJRに代わっておりました(笑)。そんな私たちですが、(今日は)青春時代に戻っていただいて曲を聴いてください」とMCし、客席を沸かせた。

ギターを手にステージ上を駆け回る姫野達也。安部俊幸のMCに退屈そうにイビキをかいて眠りこける財津。中盤戦は終始、ファンの手拍子と笑いに包まれた。そしていよいよ終盤戦。ヒット・ナンバー「青春の影」が演奏されると、今までとはうって変わり、会場はシーンと静まり返る。真剣に聴き入る客席の中には、感極まって涙ぐむファンの姿も見られた。

そして、いよいよ本編最後の曲。「メンバー一同、青春してしまいました!本当に今日はありがとうございました!」という財津のMCのあと、「心の旅」を演奏。会場の盛り上がりは頂点に達した。

また、最後に財津より、来年4月29日に、東京国際フォーラムでの追加公演の開催がサプライズ発表されると、会場からは割れんばかりの拍手。約2時間半に及ぶファンとの“同窓会ライブ”は、TULIPメンバーとファンの満面の笑顔と感動の涙とともに終了、メンバー退場後も拍手は長い間鳴り止むことはなかった。

この後も、年末の大阪・オリックス劇場での公演まで、休まず全国各地でファンとの“同窓会”を行うTULIP。精力的に活動する彼らのメモリアル・イヤーに注目だ。

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