国生が“最悪の旅番組”を謝罪「不手際たくさんあってごめんなさい」。

2012/09/18 05:14 Written by Narinari.com編集部

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女優の国生さゆり(45歳)が9月17日、公式ブログで“最悪の旅番組”の収録を終えたことを報告し、番組制作に協力してくれた人たちに対して、数々の不手際があったことを謝罪している。

17日付けのエントリー「悔しい…」では、まず、「はじめてに近いくらいの最悪の旅番組の収録がおわったーーー」「疲れきってしまった」と、仕事で大変な思いをしたことを告白。国生は東日本大震災の被災地を訪れる番組の収録に参加していたが、ロケ先ではたくさんの不手際があったという。

一例として挙げている被災地での出来事はこうだ。「ご供養等にお参りさせて頂き 被災された方からお話しをお聞きしていて お話しの中に神社の話が出たら、神社を撮りに行きたいと急に予定を変更」した結果、「連れていかれたところは6メートルの津波に襲われ 250人の方たちが亡くなり いまだ、当時のままの家屋が残された廃墟に 倒壊した鳥居が無惨に転がっている場所」で、突然凄惨な光景を目の当たりにした国生は大きなショックを受け、撮影できない状態になったという。

予定は二転三転し、当初予定していた海苔漁師さん宅への訪問をキャンセルしたり、「打合せにないのに お願いしていないのにお昼ご飯出してもらえますか? といきなり取材先の人に言ったり」するなど、「突然思い立って行くことと行く場所のデリケートさと 前々から決まっていることをいとも簡単にくつがえす収録のやり方 撮影」が3日間続いたそうだ。

そうした撮影の仕方に、国生は「震災にあわれた方たちの今を皆さんに知って頂きたくてお邪魔したのに 反対に振り回してしまっているのではないかと考えこんでしまった」と悩み、「参った」とも。

そして取材に協力してくれる被災地の人たちの気持ちに「オンブに抱っこを繰り返すことはどうなんだろう?」と疑問を投げかけ、「今回の撮影にご協力頂きました三陸のみなさまありがとうございました。そして不手際がたくさんあってごめんなさい」と謝罪している。

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