9月12日に3rdシングル「Bless You」を発売した現役高校生シンガーソングライターの家入レオ（17歳）が、リリースを記念して全国5会場をまわる「FREE LIVE TOUR 2012 vol.2」の初日公演を、9月15日、ダイバーシティ東京にて行った。

すでに開演前から彼女を待ちわびる多くのファンで埋め尽くされた会場に、大きな拍手に包まれながら登場した家入。デビュー曲「サブリナ」でライブがスタートすると多くの観客がその場で立ち上がり、続く2ndシングル曲「Shine」でも、腕を突き上げるオーディエンスと一体となって盛り上がった。

「こんなに多くの人が来てくださって本当に嬉しいです！ 今日はすごく暑いですが、みなさん、待ってくださっている間、大丈夫でしたか？」と、厳しい残暑の中集まった観客を気遣いながら、3rdシングルのカップリングとして収録されている「心のカ・タ・チ」、そして「愛を求めていた過去の自分と素直に向き合った曲」と語るニュー・シングル曲「Bless You」の計4曲を、アコースティック形式も交えて披露し、駆け付けた約3,000人の観客たちを魅了。

また、ライブ終了後にはCD購入者へのサインお渡し会も実施。ファン一人一人と直接触れ合い、感激した様子を見せていた。

前作シングル「Shine」発売時に行われたFREE LIVE TOURでは、川崎・名古屋・大阪・福岡・神戸の5会場に計20,000人を超えるオーディエンスを動員したが、今回は東京2会場、ライブ初開催となる札幌、そして大阪2会場の計5会場で公演を行う。

また、同日夕方には、TSUTAYA渋谷店にて一日店長を初体験。オリコンのデイリー・ランキングも初登場6位、発売日集計で5位を記録、iTunesでも1位を獲得するなど、ヒット中のニュー・シングル「Bless You」を引っさげ、“家入レオ”として初めて渋谷の街中に降り立った彼女が、TSUTAYA店員ユニフォームにネームプレートを付けてTSUTAYA店頭レジに登場し、「Bless You」購入者を対象とした握手会も行われた。

家入にとって、渋谷は東京生活でとても思い入れのある場所。昨春、福岡から上京してまず驚いたのが渋谷のスクランブル交差点で、「祭りが行われているのかと思った」と自身で振り返るように、あまりの人の多さに慣れるまで交差点を行きたい方角へうまく渡れなかったと言う。

ただ、そのスクランブル交差点にも慣れた今では、彼女にとって「人間観察」にもっとも適した場所。行き交う人々の表情や仕草に想像を膨らませることで、歌詞の着想のヒントになっているそうだ。

一日店長を務めた感想について「よくお邪魔しているTSUTAYA渋谷店さんに、こういう形で来るのはとても新鮮。こうしてレジに入れてもらうと、まるで店員さんになった気分です。私もCDを並べたり、お薦めのCDをセレクトして紹介したりしてみたい！」とコメント。「次は、一日先生をやってみたい」と、現役高校生ならではの抱負も飛び出した。

来年初頭には初のワンマンツアーも決定している家入。今後も全国各地で話題を集めそうだ。