AKBがディズニー映画で世界へ、秋元康氏の書き下ろし挿入歌が決定。

2012/09/14 05:00 Written by Narinari.com編集部

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ゲームの世界でヒーローになりたい悪役たちの奮闘を描いた、「トイ・ストーリー」のゲーム版とも言えるディズニー映画最新作「シュガー・ラッシュ」(2013年3月公開)。その本編挿入歌とエンディング・ソング、そしてサントラにはAKB48の楽曲「シュガー・ラッシュ」が使用されることがわかった。

先日開催された世界最大級の映像の祭典「コミコン2012」において「シュガー・ラッシュ」の情報が一部解禁となり、音楽ファンのみならず、世界中のメディアが同作のサントラ楽曲に注目。その理由は“現代エレクトロの寵児”と騒がれ、本年度グラミー賞ではエレクトロニカ・アルバム賞をはじめ全3部門を受賞、また、最優秀新人賞にもノミネートされたスクリレックスの参加が決定しているためだ。

そのほかにも“ドリーミー・エレクトロポップ”と評され、先日発売されたアルバムがiTunes Japanのチャートで1位に輝くなど世界中で大ヒット中のアウル・シティー、「くまのプーさん」(2011年)から「キック・アス」(2011年)まで幅広い映画音楽を手掛けるヘンリー・ジャックマン、世界的人気アーティストのリアーナなど、豪華な面々が集結するのが「シュガー・ラッシュ」のサントラというわけだ。

そんな世界を魅了するミュージシャンたちが揃う中、映画を印象強く、さらにエネルギッシュに表現できるアーティストとして、J-POPからAKB48を選出。映画と同タイトル「シュガー・ラッシュ」で本編挿入歌とエンディング・ソング、サントラへの楽曲参加を果たすことになった。

ディズニーは、“お菓子だらけのファンタジーなゲームの世界感”を作りあげるため、楽曲のキーパーソンとして、日本のアイドルブームを牽引し続けてきた秋元氏に熱烈オファー。テーマソングとも言える「シュガー・ラッシュ」は秋元氏自らが詞を書き下ろした楽曲で、AKB48にとって世界中で公開する映画への参加は初めての挑戦となる。

ちなみに、これまでもディズニー映画に日本人アーティストの楽曲が挿入されたことはあったが、今回のように米国をはじめ、世界中で公開されるバージョンのエンディング・ソングとして、しかも書き下ろしの楽曲が使用されるのは初めてのケースだという。

今回の楽曲参加についてメンバーの高橋みなみ、大島優子、渡辺麻友は「アメリカで11月に公開されるディズニーのアニメーション映画『シュガー・ラッシュ』に私たちAKB48が楽曲参加することになりました! 私たちが歌ったのはこの映画用のオリジナル楽曲『シュガー・ラッシュ』です。この曲は映画の中のあるシーンでも使われています!! 世界の一流アーティストの皆様と一緒にディズニー映画に参加出来てとっても嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。

映画「シュガー・ラッシュ」は2013年春・全国公開。


☆ストーリー&概要

「シュガー・ラッシュ」とは、お菓子だらけの世界で繰り広げられるエキサイティングなレースゲームのこと。物語の主人公は30年前から愛され続けているアクションゲーム「Fix-It Felix (フィックス・イット・フェリックス)」の世界で暮らす悪役のラルフ。長年にわたり嫌われ者を演じることに嫌気がさしたラルフは、自分のゲームの世界を飛び出し、「シュガー・ラッシュ」の世界に迷い込んでしまう。

そこで仲間はずれにされ、レース出場を禁じられている女の子・ヴァネロペに出会い、孤独な2人は次第に友情の絆を深めていく。しかし異なるゲームのキャラクターである彼らの出会いは“ゲームの掟”に反し、ゲームの世界全体に災いをもたらすことに……。そんなキャラクターたちのパニック状態の中、ラルフはこの世界に隠された陰謀を知ってしまう。はたしてラルフとヴァネロペは、ゲームの世界の運命を変えることができるのか!?

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