カレーの風味広がるどら焼き、味噌バターカレー牛乳どら焼きがヒット。

2012/09/05 05:18 Written by Narinari.com編集部

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青森県青森市で3店舗を展開する和菓子店「菓子匠 松栄堂」が昨年11月に発売した、奇抜すぎる(?)新名物「味噌バターカレー牛乳どら焼き」がヒットしている。発売から6か月で、累計販売個数は1万個を突破。さらに平成24年度の青森県ふるさと食品コンクールで、第1位に値する「青森県知事賞」を受賞し、青森県推奨観光土産品として県内外でじわじわと認知度を上げてきているようだ。

「味噌バターカレー牛乳どら焼き」は、1964年から青森市内で営業している松栄堂が、「地元の消費者や生産者に支えられているからこそ、美味しい和菓子づくりが出来る。地元から応援される菓子を作りたい」との思いを込めて開発した一品。近年B級グルメとして注目を集める青森市の「味噌カレー牛乳ラーメン」からヒントを得て、「味噌バターカレー牛乳どら焼き」が誕生した。

「味噌カレー牛乳ラーメン」は、30年以上青森市民に愛されているソウルフードで、味噌ベースにカレー粉と牛乳を加えバターをトッピングした新感覚ラーメンのこと。これをどら焼きにするにあたり、松栄堂は生地に津軽熟成味噌、青森県産の牛乳のほか、蓬田村の坂本養鶏さんの卵など、青森県産の素材を中心に使用した。

ちなみに、松栄堂はこれまでにも青森県産の素材を活かした「りんごどら焼き」「コーヒーどら焼き」など計6種類のどら焼きを販売してきたが、「味噌バターカレー牛乳どら焼き」はその目新しさも手伝って、現在、一番人気になっているそうだ。

気になるお味は「口に入れるとすぐにカレーの風味が広がりますが、その後あんの甘みが加わりまろやかな味わいの和スイーツ」(松栄堂より)とのこと。販売は松栄堂栄町本店、橋本店、浪館店のほか、電話受注による全国発送も行っている。

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