上地が“弾丸”初の海外映画祭、カナダで「のぼうの城」Wプレミア。

2012/08/30 05:00 Written by Narinari.com編集部

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映画「のぼうの城」に石田三成役で出演している歌手で俳優の上地雄輔(33歳)が8月28日、カナダで開催中の第36回モントリオール世界映画祭で行われたワールドプレミアに“出陣”。多忙を極める上地は、滞在時間わずかに20時間という弾丸スケジュールだったが、初の海外映画祭への参戦というミッションを無事に完遂した。

この日が世界初のお披露目となった同作。黒のタキシードに身を包み、映画の中で演じた石田三成を彷彿させる堂々たる装いの上地と、“のぼう様”(成田長親)と石田三成の兜を被った犬童一心監督&樋口真嗣監督が劇場に現れると、上映を心待ちにしていた大勢の観客は大興奮の状態となった。

まずはフランス語で用意した挨拶を、時にユーモアを交えながら披露。そして、同作への熱い想いを語る3人の話に、モントリオールの観客も熱心に耳を傾けていた。上映終了後には鳴り止まない拍手と大歓声を受けながら舞台に再び登壇した3人。残念ながら上映開始時間の遅延のため、予定されていたQ&Aコーナーが急遽中止となってしまったものの、劇場の外では3人に直接映画の感想を伝えようと列を作る大勢の観客の姿も。大盛況の中ワールドプレミアは幕を閉じた。

今回が初の海外映画祭参加となった上地は、モントリオールまでの道中、トランジット先の飛行機が遅延するなどのトラブルに見舞われながらも、予定されていたスケジュールをすべて完遂。文字通り不眠不休で思い切り楽しんだようだ。

日本映画としては異例のW監督で創られた「のぼうの城」は、その圧倒的スケールゆえに映画化実現まで8年の時間を要した大作。東日本大震災の余波で公開までに紆余曲折を経てきたが、今回のモントリオール世界映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、11月2日(金)全国公開に向けて本格始動となる。

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