8月23日に、福岡ソフトバンクホークスの捕手・堂上（どううえ）隼人容疑者が強制わいせつ容疑で逮捕されたことを受け、球団が謝罪のコメントを発表した。

球団は「本日（23日）、福岡県警から強制わいせつの容疑で逮捕の発表がありました。被害者の方に深くお詫びするとともに、ファンの皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後については「現在、事実確認をいたしております。しっかりと事実関係を把握した上で、球団として厳粛に対応して参りたいと思います」としている。

堂上容疑者は1982年生まれ、神奈川県出身。武相高校→横浜商科大学→日産自動車を経て、2006年に独立リーグ・四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに入団し、首位打者や本塁打王、MVPなどのタイトルを獲得した。

その後、2008年まで同リーグでプレーし、同年オフにソフトバンクと育成契約。これまでの1軍成績は8試合に出場し、打率.250（8打数2安打）、0本塁打、0打点。今季の2軍成績は70試合に出場し、打率.258、3本塁打、16打点だった。

各報道によると、堂上容疑者は19日22時半頃、福岡県粕屋郡内で女性（20歳）がアパートに帰宅した際、髪の毛を掴むなどの暴行を加え、体を触るなどわいせつな行為をしたという。また、近辺では同様の手口の事件が相次いでいることから、関連を調べると伝えられている。