GACKTが発言ねつ造問題に言及「領土について発言したことはない」。

2012/08/22 06:29 Written by Narinari.com編集部

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実際には発言していないにも関わらず、竹島について「『韓国の土地』と発言した」と韓国メディアに報じられた歌手のGACKTが8月22日、公式ブログで発言を否定。自身のスタンスを明らかにしている。

この問題は、GACKTが昨年3月30日にTwitterで行っていた他ユーザーとのやり取りをもとに、今年6月に一部韓国メディアが「GACKTの独島発言が話題『独島は韓国の地』」との内容で伝えたもの。しかし、GACKTはこのとき震災に関するツイートを連投しており、あるユーザーがその流れを切って韓国語で「独島は韓国の土地」と発言。これをGACKTがリツイートしていた形跡はあるが、自らそうした見解を示したことはなく、日本のネットでは「韓国メディアによるねつ造」と指摘されていた。

GACKTはこの問題について沈黙を守っていたが、8月22日に更新されたブログのエントリーでは、「最近、ネット上で誤解されてしまっている事に関して、書いておこうと思う」と言及。「Twitterでのコミュニケーションを曲解して、僕が以前、領土について発言したかの様に取り沙汰されているが、僕自身が今までその類の発言をしたことはないし、今後もない」と強く否定した。

そして「僕がこの世界でやれることは、音楽の力で世界に平和をもたらす。それだけだ。希望の未来に向かって、誰かの背中を押す。そんな手助けを、これからも音楽活動を通してやっていく。『この世界にいつか争いのない日が訪れることを、心から願う』」とし、「今、世界経済がこんなに混沌としている中で、日本だ、韓国だ、中国だと互いを牽制し合っていることを耳にするが、共存することを本気で考え向き合っていけばけっして解決できない問題じゃない。外交問題が悪化する中で僕らのような文化を届けられる者達が自分たちの文化に心を乗せて届けていく。それが僕らの使命なのではないかと思っている」と、自身の想いを吐露している。

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