8月15日に発売された、前田敦子（21歳）がAKB48の一員として参加する最後のアルバム「1830m」が発売初週で87.1万枚を売り上げ、8月27日付けオリコン週間アルバムランキング（集計期間：8月13日〜19日）で初登場首位を獲得したことがわかった。アルバムの初週80万枚突破は、EXILEのベスト「EXILE BALLAD BEST」（初週94.4万枚・2008年12月発売）以来3年8か月ぶりで、オリジナルアルバムではケツメイシの「ケツノポリス4」（初週94.8万枚・2005年6月発売）以来、7年1か月ぶりの快挙だ。

発売初週での87.1万枚は、今年のアルバムではMr.Childrenのベスト「Mr.Children 2005−2010＜macro＞」（累積114.6万枚・5月発売）が記録した73.2万枚を上回るNo.1の出足。女性グループによるオリジナルアルバムの初週80万枚突破は、SPEEDの「RISE」（初週131.8万枚・1998年4月発売）以来14年4か月ぶり史上2組目で、AKB48にとっては前作「ここにいたこと」（2011年6月発売）の60.2万枚を26.9万枚更新するアルバムの自己最高記録となっている。そしてアルバム首位は、ベスト「神曲たち」（2010年4月発売）、オリジナル「ここにいたこと」（2011年6月発売）に次いで通算3作目だ。

また、8月27日にAKB48を卒業する前田の最新シングル「君は僕だ」（今年6月発売）は先週116位から79位に急上昇。8月13日付けの83位以来、2週ぶりにTOP100返り咲きを果たしている。

「1830m」は、「桜の木になろう」（昨年2月発売）から「GIVE ME FIVE!」（今年2月発売）までのミリオンシングル6作のほか、前田の「桜の花びら〜前田敦子solo ver.〜」、篠田麻里子（26歳）の「プラスティックの唇」、高橋みなみ（21歳）・前田の「思い出のほとんど」など、ユニット曲・ソロ曲など全34曲を2枚組で収録。アルバムタイトルは秋葉原のAKB48劇場から、8月24日（金）〜26日（日）にライブを行う東京ドームまでの距離をもとに命名された。