生めん食感実現の「ラ王」袋麺、関東甲信越・静岡地区で先行発売。

2012/08/07 14:19 Written by Narinari.com編集部

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日清食品は8月27日、袋麺で“生めん食感”を実現した「日清ラ王 醤油 5食パック」と「日清ラ王 味噌 5食パック」を発売する。関東甲信越・静岡地区先行発売で、価格は500円(税別)。

今回登場する袋麺タイプの「ラ王」は、カップ麺のお湯かけ調理で蓄積した技術を“煮込み調理”の袋麺へ展開した商品。具体的には「調理エネルギーの高い煮込み調理」と「3層太ストレートノンフライ麺」を組み合わせることで、表面の「つるみ」と中芯感のある「コシ」を表現し、小麦の香りやもっちり感なども含め、即席麺でありながら“生めんでしか味わえなかった麺質”を実現している。

また、生麺と比べた際に、袋麺は賞味期限が6か月間と保存性が高いことも特徴。加えて生麺では一般的な「ゆでこぼし調理」(食材をいったんゆでた後、そのゆで汁を捨てること)が不要といった簡便性も兼ね備えている。

国内の袋麺市場は、1972年度の37億食をピークに生産数量が減少を続け、2010年度は17.9億食にまでダウン。しかし、2011年度は18.9億食と生産数量が増加(前年比105%)に転じ、袋麺市場は再び活況を呈しつつあるという。

同社はこうした状況の背景について「東日本大震災以降に内食化傾向が高まる中で、料理素材としての袋麺の役割がお客様から見直されたこと、さらにメーカー各社による新商品開発が活発になったことがある」と分析。その上で「袋麺市場をさらに活性化できる」商品として、袋麺タイプの「ラ王」の開発が進められた。

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