食べられる“クッキーカップ”、伊コーヒーブランド向けに制作。

2012/08/01 04:03 Written by Narinari.com編集部

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“食べられる食器”というのは、これまでにもいろいろなモノが登場していますが、このたびイタリアのコーヒーブランド「ラバッツァ」のために作られたという“食べられるエスプレッソカップ(クッキーカップ)”は、普通のカップよりもエスプレッソが美味しく、楽しく飲めそうです。

このエスプレッソカップは、ベネズエラのデザイナーであるEnrique Luis Sardi氏が、同社へ提供するために制作したもの。本体はクッキーで出来ていますが、カップの内側には砂糖で作られたアイシングが塗られています。このアイシングには、とても機能的な役割があるそう。まずコーヒーをカップに注いだ後、液体がクッキーにしみ込んでしまわないように、一定の時間は膜の役割を果たします。そしてゆっくりと溶け出した砂糖は、エスプレッソに甘さをプラスしてくれるというわけです。

もちろんコーヒーを飲み終わったあとは、カップをパクパクと食べられる仕組み。普通のマグカップサイズのクッキーだと少し大きすぎる印象ですが、エスプレッソカップサイズなら、口直しにはちょうど良い大きさかもしれません。

この食べられるカップ、ネットの面白いコンテンツを紹介する米サイト「Daily What」などで紹介されると、たちまち「どこで手に入るんだ?」と話題に。しかし残念ながらまだ商品化はされておらず、近日発売との情報があるだけです。販売地域や価格など、詳細は未定とのこと。

ちなみに、「ラバッツァ」のコーヒーは片岡物産が輸入・販売しているほか、東京・原宿には「カフェ ラバッツァ」があり、日本でも味わうことができます。この“食べられるエスプレッソカップ”が日本にもお目見えするかどうかはわかりませんが、期待したいところです。



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