サントリー食品インターナショナルは7月31日から、新たに発売するコーヒー入り炭酸飲料「エスプレッソーダ」のテレビCMとして、黒の帽子、黒のサングラス、黒のダークスーツ姿の3人の男（加瀬亮、遠藤憲一、六角精児）が登場する「コーヒーカップ篇」と「射的篇」を全国でオンエアする。

今回発売する「エスプレッソーダ」は、エスプレッソのようなコク・苦みと炭酸の刺激を両立した“働く大人”向けの炭酸飲料。CM曲「傷だらけの天使」をバックに、“大人のクセに弾けてる”加瀬、遠藤、六角の3人の演技を通して、商品の魅力をコミカルに表現するという内容だ。

「コーヒーカップ篇」は、遊園地のコーヒーカップに真剣な表情で座る3人。回転するコーヒーカップの中で、叫びながら両手を挙げて“大人のクセ”にはしゃぎ出し、いったんは帽子をかぶって落ち着いた――かと思いきや、再び両手を挙げてはしゃぎ出すという3人の姿が描かれる。

回転するコーヒーカップ相手の撮影とあって、遠藤と六角は酔い止め薬を飲んで撮影に臨んだ。しかし、監督のOKが出るまでに要したのは11テイク。回転するコーヒーカップの中で“大人のクセに弾けてる”3人の裏には、目が回ることに耐える姿があったそうだ。

一方の「射的篇」は遊園地の射的を真剣な表情で始める3人。まず六角が、続いて加瀬が的を狙うも外してしまう。最後に遠藤が挑戦。加瀬と六角が遠藤の足を支え、遠藤が射的台から“大人のクセに”大きく身を乗り出して的を狙うも、バランスを崩して台の向こうに倒れてしまった――という内容。

撮影では加瀬と六角が遠藤の両足を押さえる形で行われたが、上半身を乗り出している遠藤に監督から「もっと反り上がって！」との指示。背筋で耐えながら射的を行うという、遠藤にとっては一苦労のシーンとなった。

なお、「エスプレッソーダ」のホームページでは、ウェブ限定のCM「ロックンロール篇」（15秒・30秒）を7月26日9時から公開する予定だ。